大工になるには

大工のキャリアの流れ

大工なるにはイメージ画像

JOBS GATE編集部作成

大工になるには

大工になるには、工務店への入職や大工の親方(棟梁)に弟子入りするか、公共職業訓練校や事業所内職業訓練校で所定の訓練を行ってから事業所に就職するなどが一般的です。

大工には学歴や資格は必要なし

大工として就職する際には、特に学歴や資格は必要としませんが、伝統技術を受け継ぎながら新しい住宅建築への要求に応えるための向上心と器用さ、更には体力が必要です。

しかし、昨今は、電動工具などの大道具が機械化されているため、大工の業務は肉体的な負荷が軽減されています。

大工になった人の学歴は高卒が多い

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは高卒約58%、高卒未満約16%大卒約15%です。回答者のおよそ6割が、高校を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

「大工になるには」のまとめ

大工は、技術と統率力が向上すれば独立できますが、工務店の経営者になるには、工程・品質・原価など、工事を管理・運営するための知識や指導力が求められます。

なお、大規模な木造住宅の設計や工事を管理するためには、「2級建築士」や「木造建築士」の資格が必要で、親方の多くは、2級建築士や木造建築士資格を保有しています。