海上自衛官になるには

海上自衛官のキャリアの流れ

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JOBS GATE編集部作成

海上自衛官になるには

海上自衛官になるには、中学・高校・大学などを卒業し、自衛官の採用試験に合格することが必要です。

海上自衛官主になる方法は主に4つ

1つ目は、採用種目が大卒者または院卒者の場合、「一般幹部候補生」を選択し、海上自衛官を目指すという方法です。

2つ目は、18歳以上33歳未満である場合、「一般曹候補生」や「自衛官候補生」の試験を受けて海上自衛官を目指すという方法です。

3つ目は、18歳以上23歳未満である場合、パイロットなどを専門に養成する「航空学生」の試験を受け、海上自衛官を目指すという方法です。

4つ目は、防衛大学校や防衛医科大学校医学科および看護学科から海上自衛官を目指すという方法です。

「貸費学生」という制度がある

この海上自衛官には、大学の理学部・工学部の3・4年次または大学院修士課程に在学する人を対象とする「貸費学生」制度があり、卒業後、専攻した学術を活かして引き続き自衛隊に勤務する意思を持つ者に対し防衛省より学資金が貸与されるものです。

このほか、18歳以上で国家免許資格等を有する人(資格により53歳未満~55歳未満の人)が応募できる「予備自衛官補(技能)」があります。

なお、受験資格には、学歴や免許・年齢のほか、身体条件があります。

海上自衛官として就職した後は、各入職経路や選択した種目によって異なりますが、数か月~数年間、様々な教育を受けた後に各部隊に勤務することになります。

海上自衛官になった人の学歴は8割が高卒

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは高卒約76%、大卒約54%、専門学校卒約11%です。回答者のおよそ8割近くが、高校を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

「海上自衛官になるには」のまとめ

海上自衛官の業務は多岐にわたり、各種のスキルや資格を必要とするものが多く、必要な知識や技能のほとんどは、自衛隊内の教育機関で習得することができ、試験・講習等を通じて外部でも通用する運転、操縦、通信、危険物取扱、医療、ITなど各種の資格も取得できます。

そんな海上自衛官という職業は、活動の特性上、集団で活動することが多いため、部隊と連携して組織的に行動することが必要で、連帯感や忍耐力、国を守るという責任感も求められます。