パラリーガルになるには

パラリーガルのキャリアの流れ

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JOBS GATE編集部作成

パラリーガルになるには

パラリーガルになるための第一歩は、弁護士事務所に勤務することです。そして、まずは秘書業務や事務作業をメインに担当し、経験を積み、法律用語や弁護士の指示を理解できるようになって、本格的にパラリーガルとして活躍することができます。

パラリーガル(弁護士補助職)になるには、特に学歴や資格は必要ありません。ですが、業務の高度化などで、大学卒業者が多く、法学部出身者の割合が高い傾向にあります。

パラリーガルになった人の学歴は大卒が多い

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは大卒約79%、高卒約と修士課程卒が同率で約15%です。回答者の約8割が、大学を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

パラリーガルの新卒採用も増加

最近は、パラリーガル(弁護士補助職)の新卒採用も増えています。日本の法律事務所は、今までは所属弁護士が多くても数十人規模がメインでしたが、1990年代から、法律事務所の合併や新人弁護士の採用が増えて、事務所の大型化が進みました。これによってパラリーガル(弁護士補助職)の新卒採用が増えたのです。

中途採用も活発なので、弁護士の引退で所属事務所がなくなっても、別の事務所に就職することができます。また、別業種からパラリーガル(弁護士補助職)になる人も多くいます。

また、パラリーガル(弁護士補助職)には資格はありませんが、日本弁護士連合会が実施する「事務職員能力認定試験」という試験があります。

「パラリーガルになるには」のまとめ

パラリーガル(弁護士補助職)という職業は、基本的には法律に関わる様々な専門知識が必要です。事務所の規模によって任せられる仕事の範囲はまちまちではありますが、迅速、正確な書類作成能力、臨機応変な対応力と弁護士との信頼関係を築くこと、また、依頼人や関係者と調整等を行う機会も多く、コミュニケーション能力も重要とされています。