パイロットになるには

パイロットのキャリアの流れ

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JOBS GATE編集部作成

パイロットになるには

パイロットになるには、定期運送用操縦士の資格を取得し、国土交通大臣による航空従事者技能証明を受けることが必要です。

運送用操縦士の資格について

この定期運送用操縦士の資格は、通常、自家用操縦士、事業用操縦士の資格取得後に取得することになります。

これらの資格を取得するためには、主に、航空会社に入社して養成訓練を受ける方法と航空大学校に入学する方法があります。

航空会社にパイロットとして入社する場合には、筆記試験や面接試験、および適性検査に合格すると採用されます。

航空大学校の場合には、学力検査・身体検査・心理検査・口述試験・操縦適性検査等を受けて合格すると入学できます。

このほか、一部の大学で設けられている航空操縦学科で資格を取得できる場合や、一定期間海外に留学して操縦免許を取得し、日本の操縦免許に書き換えるコースを受ける場合もあります。

パイロットになった人の学歴は圧倒的に大卒が多い

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは大卒約86%、高卒約16%、修士課程卒約10%です。回答者のおよそ9割近くが、大学を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

「パイロットになるには」のまとめ

パイロットとして航空会社に入社後、しばらくは地上勤務などに就き、航空会社の社員としての経験を積んで所定の訓練を受け、20代後半から副操縦士として飛行経験を積み、30代後半から40代前半にかけて機長に昇格するのが一般的です。

パイロットの業務は、どんな事態にも落ち着いて対応できるよう、情緒の安定と冷静な判断力が必要で、管制機関との交信は英語で行われるため、英語力も求められます。