診療情報管理士になるには

診療情報管理士のキャリアの流れ

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JOBS GATE編集部作成

診療情報管理士になるには

診療情報管理士になるには、特に学歴や資格は必要とされず、就職する際に「診療情報管理士」の資格がなくても仕事はできますが、持っていると仕事に就く上で有利で、この資格は一般社団法人日本病院会が指定する大学または専門学校を卒業するか、同法人が実施している通信教育を受けて認定試験に合格すると取得できます。

診療情報管理士の業務について

診療情報管理士の業務は、病院の中で医師・看護師・薬剤師・検査技師などの専門職と直接かかわるため、事務的能力に加えて診療録の内容を理解する上に必要な医学知識や診療録の様々な情報を分析・解釈する能力が必要です。

求められる能力について

また、診療録の内容を読みとれる読解力や書類の記載漏れを点検する綿密さ、記録を整理保管する正確さや医師や看護師の協力を得ることができる協調性、情報管理にあたる責任感なども求められます。

さらに、医学や関係技術の進歩に遅れないよう勉強し、英語や医学用語が交じっている診療録の内容を正しく理解する能力も求められます。

なお、日本の病院における診療情報管理レベルは、病院の規模・経営主体などによって大きな差があるのが現状ですが、医療の高度化や医療機関の社会的責任に対応するため、診療情報管理士の資格を取得した後の専門的能力の向上の環境も整備されつつあり、診療情報管理士指導者の認定なども進められています。