テレビカメラマンになるには

テレビカメラマンのキャリアの流れ

JOBS GATE編集部作成

テレビカメラマンになるには、特に学歴や資格は必要ありませんが、大学・専門学校の芸術系や放送系の学科の出身者が多く、テレビ局の社員になるか、テレビ局の仕事を請け負う外部プロダクションなどに就職することが一般的です。

テレビカメラマンのスタジオでの作業は共同作業が多く、就職してからトレーニングを積む必要があり、仕事をしながら技術を磨き、一人前になるには長い年数がかかります。

なお、取材カメラマンとなった場合の業務には、撮影するテーマを自ら調査することも必要で、どのような内容の映像をどこで撮影したら良いかを考えて撮影を行い、専門とする取材対象に特化してその分野で高い評価を得るようになると、フリーランスの取材カメラマンとして独立し、映像ジャーナリストとなることもあります。

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは大卒約58％、専門学校卒約56％、高専卒約6％です。回答者のおよそ6割近くが、大学を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

テレビカメラマンの業務は、撮影する映像を魅力あるものにするための美的センスに加えて、カメラポジションや照明効果の知識が必要で、テレビカメラは精密で複雑な機器であることから、メカニズムを理解し、作動に不具合がある場合の原因を特定して対処できる知識も求められます。