あん摩マッサージ指圧師のキャリアの流れ
あん摩マッサージ指圧師になるには
あん摩マッサージ指圧師になるには、施術で医療行為を行うため、原則として高校卒業後、3年以上の定められた期間、文部科学大臣か厚生労働大臣が認定する学校や養成施設で学習して国家試験に合格した後、名簿登録し、厚生労働大臣の免許の交付を受けることが必要です。
この国家試験は、その業務が疾病予防や治療、健康保持・増進を図るものであるため、高度な学習が求められます。
あん摩マッサージ指圧師の行う、あん摩・マッサージ・指圧などの施術は、それぞれ独自の歴史を持つ技術ですが、基本的な動作が似ていることもあり、法律上は一つの資格に含まれます。
独立開業が一般的
なお、あん摩マッサ-ジ指圧師と、「はり」と「きゅう」とは別種の資格ですが、施術上の関係が深いため、両方の資格を取得していることが多く、資格取得後は施術施設に勤務して技術を磨き、経験を積んでから独立開業するのが一般的です。
独立開業が可能で、自分一人で治療ができ、年齢に関係なく仕事を継続できるため、社会人や定年退職者が養成施設で勉強して参入するケースが多く見られます。
あん摩マッサ-ジ指圧師になった人の学歴は7割が専門学校卒
「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは専門学校卒約68%、高卒約19%、大卒約16%です。回答者のおよそ7割近くが、専門学校を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。
「あん摩マッサージ指圧師になるには」のまとめ
あん摩マッサージ指圧師の業務は、医学全般の知識のほか、治療の現場で患者の話を聞き、アドバイスする能力や継続して技術を磨く向上心が必要です。