アナウンサーになるには

アナウンサーのキャリアの流れ

JOBS GATE編集部作成

アナウンサーになるには、特に学歴や資格は必要ありませんが、就職する人の殆どは大卒者で、放送局への入社を希望する場合には、アナウンサー養成機関で研修を受けた上で採用試験に臨み、採用されることが一般的です。

放送局に入社した後は、日本語の正しい発声・発音・アクセント・敬語をはじめ、ニュースやレポート、司会、ナレーションなどについて学び、お知らせなどのアナウンスから始めて、次第に高度な仕事を担当するようになります。

場合によっては、アナウンサーとして入社して1～2年後に、重要な仕事をまかされることもあります。

その後、管理職として経営陣に加わる場合や、定年までアナウンサーとして働いた後も現場で活躍する場合もある一方、アナウンサーとしての知名度が高くなれば、フリーアナウンサーとして独立する場合もあります。

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは大卒約71％、高卒約13％、専門学校卒約11％です。回答者のおよそ7割以上が、大学を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

アナウンサーの業務は、声を使う職業であり、日本語を正しく発音することが必要で、多くのスタッフや技術陣との共同作業も多いため、協調性も求められます。

また、アナウンサーという職業は、勤務が変則的である場合も多く、健康管理が重要です。