弁理士になるには

弁理士のキャリアの流れ

弁理士なるにはイメージ画像

JOBS GATE編集部作成

弁理士になるには

弁理士になるには、3つの方法がある

1つ目は、弁理士国家試験に合格し、弁理士会への登録という方法です。この試験は、学歴に関係なく受験することができますが、現在活躍している弁理士のほとんどは大学卒業者で、理工系出身者が大半を占めています。

2つ目は、特許庁で通算7年以上、審判官または審査官として審判または審査の事務に従事するという方法です。

3つ目は、弁護士法によって弁護士と認められる人が弁理士登録するという方法です。

弁理士会登録は、上記3つのいずれかの方法を選択し、経済産業大臣または大臣から指定を受けた機関が実施する、弁理士法に定められた実務修習を経ることが条件です。

弁理士になった人の学歴は7割が大卒

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは大卒75%、修士課程卒約63%、博士課程卒約22%です。回答者のおよそ7割以上が、大学を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

経験を積んでから独立するのが一般的

なお、この弁理士会に登録した後は、特許事務所や企業の知的財産部門に数年間勤務し、経験を積んでから独立するケースが一般的で、仕事を通して、知的財産権を中心とする法律などの諸問題に精通していることが求められます。

また、特定の技術分野を専門とする人は、電気、機械、化学等、それぞれの分野の最先端技術の知識が必要です。

「弁理士になるには」のまとめ

昨今では、国際的にも知的財産権を巡って競争や紛争が激しさを増しており、外国への内外出願や外国から日本への外内出願も多く、外国の弁理士と提携して仕事をすることもあり、英語をはじめ外国語の能力も必要とされています。