治験コーディネーターになるには

治験コーディネーターのキャリアの流れ

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JOBS GATE編集部作成

治験コーディネーターになるには

治験コーディネーターになるには、特に学歴や資格は必要ありませんが、医学・薬学等の知識があると業務に役立ち、民間会社の治験施設支援機関(SMO)や病院等の医療機関に就職することが一般的です。

SMOは、治験を依頼する製薬会社と医療機関の間に入って各種支援を行う会社で、治験コーディネーターの新卒採用も行っており、SMOに所属して複数の医療機関での治験を担当する場合もあります。

治験コーディネーターの採用について

医療機関は、新卒で治験コーディネーターを採用することは稀で、看護師・薬剤師・臨床検査技師などが治験コーディネーターを兼務することが一般的です。

大きな医療機関の場合は、治験コーディネーターの経験者や医療従事者が治験事務局に治験コーディネーターとして直接雇用される場合もあります。

この治験コーディネーターの関連資格としては、日本臨床薬理学会と関連協会の認定試験があり、治験コーディネーターとして働きながら2~3年で取得を目指すことが一般的です。

治験コーディネーターになった人の学歴は半数が大卒

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは大卒約48%、専門学校卒約21%、高卒約11%です。回答者のおよそ5割近くが、大学を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

「治験コーディネーターになるには」のまとめ

治験コーディネーターの業務は、医学・薬学の基礎知識・薬事関連法規への理解・統計処理や文書作成等を行う事務処理能力が求められ、医師をはじめとする医療スタッフや被験者等関係者間を調整する能力や、コミュニケーション能力等も重要です。