中学校教員になるには

中学校教員のキャリアの流れ

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JOBS GATE編集部作成

中学校教員になるには

中学校教員になるには、大学などで所定の単位を取得し、中学校教諭普通免許状を得た後、都道府県や政令指定都市の教育委員会によって実施される教員採用試験、または私立学校の教員採用試験に合格し、採用候補名簿に登録して採用されることが必要です。

教員免許には有効期限がある

中学校教員の教員採用試験は、各教科単位に行われ、採用候補名簿への登録には、各教育委員会によって定められた有効期間があります。

また、教員免許には10年の有効期限があり、定められた期間内に講習を受講・修了して都道府県教育委員会に申請し、更新する必要があります。

中学校教員として採用された後も、節目の年次ごとの研修のほか、教科や教務主任・生徒指導主事・進路指導主事・学年主任などの担当別に様々な研修の機会が設けられています。

中学校教員になった人の学歴は圧倒的に大卒が多い

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは大卒約97%、修士課程卒約24%、博士課程約9%です。回答者の殆どが、大学を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

「中学校教員になるには」のまとめ

中学校教員に求められる資質としては、中学校教育全体への理解、指導教科などの専門的な知識や技能、生徒に対する理解や責任感などがあり、カウンセリングに関する知識や技能を持っていることが臨まれます。

なお、中学校教員として副校長や教頭、校長に昇任するためには、選考試験を受ける必要があり、都道府県・市町村教育委員会の指導主事や管理主事などになる道も開かれていますが、この場合も選考試験に合格することが必要です。