中小企業診断士のキャリアの流れ
中小企業診断士になるには
中小企業診断士になるには、2つの方法がある
1つ目は、中小企業診断協会が実施する1次試験合格後、同協会が実施する2次試験に合格し、実務補習を修了するか、15日以上の診断実務を行うという方法です。
2つ目は、同じく中小企業診断協会が実施する1次試験合格後、中小企業基盤整備機構または登録養成機関が実施する養成課程を修了する方法です。
このいずれかの方法を選択し、経済産業大臣の登録を受けると、中小企業診断士になることができます。
なお、この中小企業診断士の登録は5年ごとの更新が必要で、更新手続の際には、研修を受講することや一定の実務経験を積んでいることなどの要件があります。
中小企業診断士になった人の学歴は大卒が圧倒的に多い
「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは大卒約93%、高卒約7%、博士課程卒約4%です。回答者のおよそ9割が、大学を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。
「中小企業診断士になるには」のまとめ
中小企業診断士は、関連する資格を併せて取得して、中小企業を全般的に助言・支援するために開業するケースもあります。
業務には、企業経営全般についての豊富な知識と経験を持ち、依頼者に信頼される誠実さが求められます。
また、企業の経営環境は日々変化するため、絶えず専門能力の維持・向上に努めていく姿勢が必要です。