カウンセラー(医療福祉分野)のキャリアの流れ
カウンセラー(医療福祉分野)になるには
カウンセラー(医療福祉分野)になるには、関連する資格が臨床心理士・公認心理師などであるため、いずれかの資格を保有していることが一般的で、学歴面では大卒・大学院卒の割合が高く、その多くは心理学系学部・学科を専攻とする卒業者で、精神保健福祉士(PSW)が相談に対応する場合もあります。
なお、カウンセラー(医療福祉分野)の関連資格である臨床心理士は、指定大学院を修了した人でなければ受験資格を得られず、公認心理師は2018年に試験が開始された国家資格です。
カウンセラー(医療福祉分野)の就職後の流れ
カウンセラー(医療福祉分野)として就職した後は、職場でのOJTで経験を積む場合が多く、カウンセリングのスキルを習得する際は、先輩カウンセラーから指導・助言・援助を受ける場合もあります。
カウンセラー(医療福祉分野)が一人前と認められるには、数年の臨床経験が必要とされ、臨床経験を積んでフリーランスや独立開業する場合もあります。
カウンセラー(医療福祉分野)になった人の学歴は6割以上が大卒
「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは修士課程卒約65%、大卒約53%、博士課程卒約12%です。回答者のおよそ6割以上が、大学院(修士課程)を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。
「カウンセラー(医療福祉分野)になるには」のまとめ
カウンセラー(医療福祉分野)の業務は、コミュニケーション能力のほか、相手の心を開かせ良好な人間関係を構築するスキルなど、心理面からのアプローチ技術に加えて、継続的にクライアントに関わることができる粘り強さが求められ、面接記録等を作成する事務処理能力も必要です。
さらに、厳重な守秘義務が課されており、個人情報保護や倫理規定の遵守などコンプライアンスに関わる高い見識も求められます。