動物園飼育員になるには

動物園飼育員のキャリアの流れ

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JOBS GATE編集部作成

動物園飼育員になるには

動物園飼育員になるには、定期的な採用が実施されることは稀で、欠員が生じた場合に随時募集があり、採用されることが一般的です。

動物園飼育員には学歴や資格は必要なし

特に学歴や資格は必要ありませんが、動物園飼育員の多くは、高校の畜産科・農業科、動物系専門学校、大学の農学部の畜産系学科、理学部の動物学系学科などを卒業しています。

動物園で働く場合に必要な試験

公営の動物園で動物飼育員として働く場合には、地方自治体の人事部局によって実施される採用試験に合格することが必要で、地方公務員採用試験によって採用される場合と、動物園飼育職員募集として別途実施される採用試験によって採用される場合とがあります。

また、民営や自治体から委託を受けた法人で動物飼育員として働く場合には、独自の採用試験が実施され、合格することが必要です。

動物飼育員になった人の学歴は6割が専門学校卒

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは専門学校卒約60%、大卒約71%、短大卒約13%です。回答者のおよそ約6割が、専門学校を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

「動物飼育員になるには」のまとめ

動物飼育員の業務は、動物に対する愛情、異常や変化を見逃さない注意力や観察力が必要です。

また、地球環境の変化によって多くの動物が絶滅の危機にある現在では、絶滅危惧種の保存において動物園が果たす役割は大きく、この役割に対する使命感も求められます。