言語聴覚士になるには

言語聴覚士のキャリアの流れ

言語聴覚士なるにはイメージ画像

JOBS GATE編集部作成

言語聴覚士になるには

言語聴覚士になるには、言語聴覚士国家試験に合格することが必要です。

国家資格:受験資格が必要

この国家試験は、下記の4つのいずれかに該当する場合に受験資格があります。

1つ目は、高校を卒業した人で、文部科学大臣が指定した3~4年制の大学・短大、または都道府県知事が指定した3~4年制の専修学校などの言語聴覚士養成校に入学後、必要な知識および技能を修得し、卒業した場合です。

2つ目は、一般の4年制大学を卒業した人で、指定された大学・大学院の専攻科または、2年制の専修学校で必要な知識および技能を習得し、卒業した場合です。

3つ目は、言語聴覚士の養成にかかわる一定基準の科目を習得し、指定校で1年間知識と技能を習得している場合です。

4つ目は、外国の大学などで言語聴覚に関する学業を修め、厚生労働大臣に書類を提出し、認定を受けた場合です。

養成機関では実習も行い知識や技術を習得

言語聴覚士の養成教育機関では、人間の言語・コミュニケーション行動を支える学科など、基礎科目および専門科目を学ぶことに加えて、病院・リハビリテーションセンター・小児の療育施設などで臨床実習を行い、言語聴覚障害がある人を支援するために必要な知識・技術・倫理を習得します。

言語聴覚士になった人の学歴は8割が大卒

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは大卒約82%、専門学校卒約48%、修士課程卒約14%です。回答者のおよそ8割が、大学を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

「言語聴覚士になるには」のまとめ

言語聴覚士の業務には、知識や技術だけでなく、言葉で意思を表現したくてもできにくい人々の思いを受け止め、上手に引き出す力が求められます。