保育士になるには

保育士のキャリアの流れ

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JOBS GATE編集部作成

保育士になるには

保育士になるには、保育士資格を取得することが必要です。

国家資格:保育士資格をとる方法は2つ

保育士資格をとる方法は2つあり、1つ目は養成課程のある学校や施設を卒業する方法、2つ目は保育士試験に合格する方法です。

養成課程は、大学や短大または専門学校の中に2年以上の課程として設けられていることが一般的で、大学や短大によっては通信教育や夜間教育が行われているところもあります。

保育士試験の受験資格

保育士試験は、各都道府県で年2回実施され、下記の4つのうち、いずれかに該当する人に受験資格があります。

1)短大・専門学校卒業者
2)大学に2年以上在籍して教養課程を修了した者
3)児童福祉施設において5年以上、児童の保護に従事した者
4)高校卒業者で2年以上、児童の保護に従事した者

通常の保育士資格試験とは別に、「地域限定保育士試験」が実施されることもあります。

保育士になった人の学歴は7割以上が短大卒

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは短大卒約72%、続いて、大卒約56%で、専門学校卒約42%です。回答者のおよそ7割以上が、短大を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

業務では、保育士資格の保有者は、児童館などの児童厚生員や、児童自立支援施設の児童生活支援員に就くこともできます。

「保育士になるには」のまとめ

保育士は、多くの子どもと接するため、一定の体力が必要で、子ども好きで理解と愛情を持ち、責任感があることや、子どもに何かあればすぐに対応できるよう、簡単な応急処置などの知識やスキルなども求められます。