訪問介護員になるには

訪問介護員のキャリアの流れ

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JOBS GATE編集部作成

訪問介護員になるには

訪問介護員になるには、研修は自治体や社会福祉協議会、企業などで行われている「介護職員初任者研修課程」を修了することが必要です。

訪問介護員のためのホームヘルパー2級は、2013年4月に介護資格制度が見直されて介護職員初任者研修課程に変更されており、ホームヘルパー2級を有していれば、介護職員初任者研修課程の修了相当とみなされます。

実務経験を積み、国家試験に合格すると介護福祉士の資格も取得可能

訪問介護員として3年以上の実務経験を積み、「実務者研修」を受講して国家試験に合格すると介護福祉士の資格を取得でき、実務者研修の修了者や介護福祉士などは「サービス提供責任者」になることができます。

そんな訪問介護員の多くは、介護保険制度・障害者総合支援法の指定訪問介護事業所に雇用され、雇用形態には常勤と非常勤があり、地域に密着したサービスを提供する職業で短時間勤務も可能であることなどから、主婦などの就労の場ともなっています。

訪問介護員になった人の学歴は6割が高卒

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは高卒約57%、専門学校卒約24%、大卒約18%です。回答者のおよそ6割近くが、高校を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

「訪問介護員になるには」のまとめ

訪問介護員の業務は、介護、家事など生活援助の技術・知識はもちろんのこと、相手の気持ちや状態を察する思いやり、相談を受け止め信頼関係を築けること、身体介護に対応できる体力が求められます。

なお、訪問介護員から入所施設、通所施設の介護職員への移動、または、その逆の移動も少なくありません。