自動車技術者になるには

自動車技術者のキャリアの流れ

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JOBS GATE編集部作成

自動車技術者になるには

自動車技術者になるには、特に学歴や資格は必要ありませんが、新卒者の場合には、機械・電気・電子・化学・物理・数学・情報工学を専攻していることが多く、中途採用の場合には、自動車関連産業または同業の自動車メーカーから転職することが一般的です。

就職後の流れ

自動車技術者として就職した後は、自動車メーカーの研究開発部門に配属され、プロジェクトチーム内で担当分野ごとに企画・開発や実験を重ねていき、工場への配属を経て大規模な生産ラインを担当し、生産拠点の責任者となる場合もあります。

自動車技術者に関連する資格としては、民間で実施される「CAD利用技術者資格」などがあります。

自動車技術者になった人の学歴8割が大卒

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは大卒約79%、修士課程卒約37%、高卒約21%です。回答者のおよそ8割近くが、学を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

「自動車技術者になるには」のまとめ

自動車技術者の業務は、自動車に強い関心と興味があることが必須条件で、配属先では報告書・マニュアル・設計基準・規格を記述し、理解するための論理的思考力や、自らの考えを率直・的確に伝えられるコミュニケーション能力が必要です。

また、他社メーカーの新車情報を収集する能力に加え、新しい技術やデザインの流行等にも常に関心を持つことや、自動車の設計やデザインに関してのセンスも必要とされます。

このほか、構造・デザインなどに新規性を打ち出す発想力や創造力を有することを前提とした、シミュレーション実験などで使用される大型コンピュータやCADを使いこなす経験とスキルが求められます。