獣医師になるには

獣医師のキャリアの流れ

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JOBS GATE編集部作成

獣医師になるには

獣医師になるには、獣医学科のある大学に入学し、6年間の獣医学教育を履修した後、農林水産省によって実施される獣医師国家試験に合格し、農林水産省に免許の交付申請手続を行って農林水産大臣による獣医師免許を取得し、獣医師名簿への登録が必要です。

獣医師として国家公務員や地方公務員になる場合には、公務員試験と獣医師国家試験の両方に合格することが必要で、農業共済団体や民間企業などに獣医師として就職する場合には、それぞれ独自に実施される採用試験に合格する必要があります。

獣医師になった人の学歴は6割が大学院の修士課程卒

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは修士課程卒62%、大卒約50%、博士課程卒約18%です。回答者のおよそ6割以上が、大学院の修士課程を修了していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

「獣医師になるには」のまとめ

獣医師のなかでも臨床獣医師になるには、免許を取得した後、すぐに独り立ちできるわけではなく、臨床経験を積むことが必要です。

牛や馬、豚や家禽などの産業動物関係の獣医師となる場合には、多くは、農業共済団体の家畜診療所などに勤務し、先輩獣医師とともに診療活動に従事しながら経験を積んでいきます。

小動物関係の獣医師となる場合には、動物病院に研修医として勤務したり、獣医系大学の付属動物病院で研修を受けたりするのが一般的です。