看護師のキャリアの流れ
看護師になるには
看護師になるには、中学を卒業してから5年、一貫看護師養成課校に通うか、高校卒業後、看護大学・看護短期大学・看護師養成所(看護専門学校など)で4年または3年の専門教育を経た後、国家試験に合格する必要があります。
学校では技術教育として施設での実習がある
これらの学校では、基礎・専門科目の講義のほかに、療養上の世話や診療補助業務の実践能力を身につけるための技術教育が行われ、医療施設だけでなく介護・福祉施設や訪問看護ステーションなどで実習を経験します。
看護師の免許を得た人が、更に1年以上の専門教育を修めた場合には、保健師・助産師それぞれの国家試験を受験する資格を得ることができます。
看護師に関する様々な資格認定制度
看護師には、准看護師学校や看護高等学校を卒業し、都道府県の試験に合格すると免許が交付される「准看護師」や、特定の領域に関する高度な知識や実践力を持つ人に認定される「専門看護師」、「認定看護師」、「認定看護管理者」など、職能団体が実施する資格認定制度があります。
看護師になった人の学歴は7割が大卒
「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは大卒約70%、専門学校卒約59%で、短大卒約16%です。回答者のおよそ7割が、大学を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。
「看護師になるには」のまとめ
業務には、医療・保健に関する専門知識に加えて、患者との対応や面談でクライエントを正しく理解するための基本的なカウンセリングの知識や技術が必要です。