観光バス運転手になるには

観光バス運転手のキャリアの流れ

JOBS GATE編集部作成

観光バス運転手になるには、学歴は特に問われませんが、就職する際は、所定の免許を取得して通算3年以上の運転経験を経た後、大型第二種自動車運転免許を取得していることが必要です。

そのため、ほとんどが中途採用で、路線バス運転手・トラック運転手・タクシー運転手など、運転を職業とする人からの転職することが一般的です。

観光バス運転手として採用された後は、約1カ月間の新人研修と訓練を受け、バスを運転してコースを回ります。

この間に道路事情やコース、観光バス運転手の基本的な作業を実地に学び、最初は短時間で簡単なコースを運転し、経験を積むにつれて山道や狭い道、高速道路を長時間走るなどの難しいコースを担当するようになります。

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは高卒約78％、大卒約15％、専門学校卒約13％です。回答者のおよそ8割近くが、高校を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

観光バス運転手の業務は、どんな状況下でも安全運転を行うことができる運転技術と注意力、目と手足の正確で敏速な共応、長時間の運転に耐えられる体力が求められます。

また、長時間、乗客と接する仕事なので礼儀正しさなども重要で、バスが故障した場合には、簡単なものは自分で修理しなければならないこともあり、車の構造や機能に対する知識も求められます。