臨床検査技師になるには

臨床検査技師のキャリアの流れ

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JOBS GATE編集部作成

臨床検査技師になるには

臨床検査技師になるには、年に1回実施される臨床検査技師国家試験に合格して免許を取ることが必要です。

国家資格:受験資格が必要

この臨床検査技師国家試験は、臨床検査技師養成所(大学・短大・専門学校)を卒業した人、大学の獣医学部、薬学部で厚生労働大臣の指定する科目を修めた人、大学の医学部、歯学部を卒業した人にの受験資格があります。

臨床検査技師の免許を取得した後、新規採用の場合は、学校のあっ旋で就職することが一般的です。

転職する際には、就職情報サイトのほか、日本臨床衛生検査技師会によって行われている無料職業紹介所や出身学校の紹介、学会誌などの求人広告を介して再就職します。

臨床検査技師になった人の学歴は7割が専門学校卒

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは専門学校卒約73%、大卒約63%で、短大卒約30%です。回答者のおよそ7割以上が、専門学校を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

「臨床検査技師になるには」のまとめ

臨床検査技師の業務は、基礎医学の知識にはじまり、機器の扱いや統計的知識が重要です。

血液の採取や生理学的検査など、臨床検査技師は、直接患者と接する医療行為を担当し、患者の生命にかかわる正確さが必要な作業に携わることから、検査を行う際の慎重さや冷静な判断力、責任感や忍耐力が求められます。

このほか、医療の高度化や成人病予防検診の普及などによって臨床検査の量や種類が増大し、扱う検査機器の高度化・多様化が進んでいるため、常に知識や技術を修得し、研鑽することが必要です。