気象予報士のキャリアの流れ

JOBS GATE編集部作成
気象予報士になるには
気象予報士になるには、国家試験「気象予報士試験」に合格し、気象庁長官に登録を申請をする必要があります。
試験は3つの認定を目的として実施
気象予報士試験は、下記の3つを認定することを目的として実施されます。
1)今後の技術革新に対処しうるに必要な気象学の基礎知識
2)各種データを適切に処理し、科学的に予測を行う知識および能力
3)予測制度を提供するに不可欠な防災上の配慮を的確に行うための知識および能力
受験資格はなし
このため、特に受験資格の制限はありませんが、大学や専門学校で気象学を学んだり、気象予報士になるための講座を受講してから試験に臨むのが一般的です。
この気象予報士試験は、年2回、気象業務支援センターによって実施され、これまでに10代から70代までの幅広い年齢層の10,574人が合格しています。
気象予報士になった人の8割が大卒
「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは大卒約85%、修士課程卒約30%、博士課程卒約19%です。回答者のおよそ8割以上が、大学を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。