プロジェクトマネージャ(IT)になるには

プロジェクトマネージャ(IT)のキャリアの流れ

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JOBS GATE編集部作成

プロジェクトマネージャ(IT)になるには

プロジェクトマネージャ(IT)になるには、特に学歴や資格は必要ありませんが、学校卒業後にソフトウェア開発会社やコンピューターメーカーなどに入社し、システムエンジニアなどとして情報システムの構築や運用を10年ほどの経験を有していることが一般的です。

情報システムの開発を行う会社では、システムエンジニアから課長等のレベルに昇進した人をプロジェクトマネージャ(IT)と称している会社も少なくありません。

就職後の流れ

プロジェクトマネージャ(IT)として就職した後は、実際にシステムを開発して導入するまでの一連の作業を何度も経験し、システム開発のスキルを高めて得意分野を固めていきますが、実績を重ねることで会社の幹部・経営層や特定分野の専門家、もしくはIT分野のコンサルタントのような役割を担う場合もあります。

プロジェクトマネージャ(IT)になった人の学歴は圧倒的に大卒が多い

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは大卒約91%、専門学校卒約9%、高卒と博士課程卒が並んで約8%です。回答者のおよそ9割以上が、大学を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

プロジェクトマネージャ(IT)業務について

プロジェクトマネージャ(IT)の業務は、主に下記の5つの知識やスキルが求められます。

1)情報システムを活用する分野の産業や会社の仕事・業務に関する知識(業務知識)
2)コンピュータ・ソフトウェア・情報通信ネットワーク・クラウドなど技術に関する知識と技能(テクニカルスキル)
3)情報システムの構築と運用に係わる知識と技能(メソドロジスキル)
4)情報システム構築と運用のための知識と技能(マネジメントスキル)
5)プロジェクトチームで仕事を進めていくために必要となる聞く・話す・書く・理解する能力および人と人との関係をうまく構築していく能力(コミュニケーションスキル)

なお、最近では、テクニカルスキルにおいてクラウドやスマートフォンに関する知識と技能が重要になっており、プロジェクトマネージャ(IT)としてこれらの能力を証明するには、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の実施する「プロジェクトマネージャ試験」があります。