精神科医になるには

精神科医のキャリアの流れ

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JOBS GATE編集部作成

精神科医になるには

精神科医として仕事をするには、、医師国家試験に合格して、医師免許を取得することが必須です。大学では6年間、医学の知識を身につけていきます。

医師国家試験の受験資格は、「大学の卒業試験に合格していること」で、年齢などの制限はありません。

医師免許取得後は研修が必要

医師免許を取得した後は、最低2年間「研修医」として、大病院や大学病院で、臨床研修をする必要があります。この研修が終わって、精神科の診療科に所属することで、「精神科医」になることができます。

精神科医になった人の約半数が大卒

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは大卒約53%、修士課程卒で30%、博士課程卒20%です。回答者のおよそ5割以上が、大学を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

「精神科医になるには」のまとめ

精神科医になったらすぐに開業する医者はほとんどません。まずは病院で勤務医として働いて、そこで技術や経験、知識を培います。

その後は、勤務している病院で科長や部長に出世していく人、独立して自分の病院やクリニックを開業する人に分かれます。大学で研究を続けながら講師や教授になる人もいます。

精神科は、目には見えない人の「心」を扱う分野です。だから精神科医には、専門知識はもちろん、様々な表現・行動をとる患者さんを理解するための冷静な判断力、患者を否定しない穏やかな気持ち、そして根気が必要です。