船舶機関士になるには

船舶機関士のキャリアの流れ

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JOBS GATE編集部作成

船舶機関士になるには

船舶機関士になるには、海技従事者国家試験に合格して、海技士(機関)免許を取得することが必要です。

多くは、かつての旧商船大学である東京海洋大学と神戸大学、商船高等専門学校、海上技術の学校などに進学し、各種の機関・機器に関する理論と実技両面について所定の修業年限を積んだ後、在学中または卒業後に乗船実習を航海訓練所や学校所属の練習船で行うことが一般的です。

なお、船舶機関士として大型の船舶に乗るには上級の免許が求められ、それに応じた乗船経験も必要です。

船舶機関士になった人の学歴は4割が専門学校卒または大卒

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは専門学校卒約43%、高卒約38%、大卒約23%です。回答者のおよそ4割以上が、専門学校または大学を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

「船舶機関士になるには」のまとめ

船舶機関士の業務は、船上では船長を中心とした秩序や規律を守ることが大切で、機関員を指導し、チームワークを作り上げるリーダーシップも必要です。

また、騒音や気温の変化などの厳しい作業環境や不規則な勤務形態の他、時差がある場合もあるため、このような環境での仕事に耐えられる体力と忍耐力が求められます。