職業訓練指導員になるには

職業訓練指導員のキャリアの流れ

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JOBS GATE編集部作成

職業訓練指導員になるには

職業訓練指導員になるには、各都道府県に対して職業訓練指導員免許交付の申請を行い、免許を取得することが必要です。

申請条件は4つ

この申請は、主に下記の4つのいずれかを満たしていることが要件となります。

1つ目は、職業能力開発総合大学校の指導員養成課程を修了していることです。

2つ目は、職業能力開発促進法に基づく技能検定に合格した後、所定の講習の修了または試験に合格していることです。

3つ目は、大学などを卒業後に実務経験を積み、所定の講習の修了または試験に合格していることです。

4つ目は、所定の免許職種に関する高等学校普通教育免許を取得していることです。

職業訓練指導員の募集・採用については、公共職業能力開発施設の場合は、各都道府県や独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構によって実施され、事業主団体や職業訓練法人が設置している認定職業訓練施設の場合は、関係事業所等の従業員の中から有資格者が選ばれることもあります。

職業訓練指導になった人の学歴は6割以上が大卒

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは大卒約63%、高卒約28%、専門学校卒約9%です。回答者のおよそ6割以上が、大学を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

「職業訓練指導になるには」のまとめ

職業訓練指導員の業務は、担当する分野の技能・技術・知識はもちろん、指導者として訓練生に対する理解ときめ細かな配慮や、担当する教科によっては講義や実技指導での立ち時間が多いため、一定の体力も必要で、各専門分野で高度な知識を常に得ようとする研究心も求められます。