小児科医になるには

小児科医のキャリアの流れ

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JOBS GATE編集部作成

小児科医になるには

小児科医になるには、医師国家試験に合格して、医師免許を取得することが必須です。大学では6年間、医学の知識を身につけていきます。

医師国家試験の受験資格は、「大学の卒業試験に合格していること」で、年齢などの制限はありません。

医師免許取得後は研修が必要

医師免許を取得した後は、最低2年間「研修医」として、大病院や大学病院で、臨床研修をする必要があります。この研修が終わって、小児科の診療科に所属することで、「小児科医」になることができます。

小児科になった人の学歴は7割が大卒

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは大卒で約68%、博士課程卒約42%、修士課程卒約32%です。回答者のおよそ7割が、大学を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

「小児科になるには」のまとめ

小児科になったらすぐに開業する医者はほとんどません。まずは病院で勤務医として働いて、そこで技術や経験、知識を培います。

その後は、勤務している病院で科長や部長に出世していく人、独立して自分の病院やクリニックを開業する人に分かれます。大学で研究を続けながら講師や教授になる人もいます。

小児科医は、子どもの生命を守るという責任感、子どもが好きであるということが大切です。そして何より、上手く症状を伝えられない子どもの苦しみを理解する観察力や、苦しんでいる子どもを心配して不安になっている保護者の気持ちに、しっかりと寄り添うことができる優しさが必要です。