ソムリエのキャリアの流れ
ソムリエになるには
ソムリエになるには、特に学歴や資格は必要はなく、ソムリエとして就職すればなることができます。
プロのソムリエには豊富な知識と才能や経験が必要
ただプロのソムリエとして活躍するためには豊富な知識とそれを活かすための才能や経験が必要であることから、資格試験に合格したソムリエは認定バッジを胸元につけ、業務にあたるのが一般的です。
ソムリエの資格について
このソムリエの資格は、日本では、ソムリエの定義・役割・求められる能力に適うと認められた人に対して、一般社団法人日本ソムリエ協会(以下J.S.A.)によって認定されます。
受験資格は、下記の3つのいずれかの業務を3年以上経験した上で、年に1回実施される日本ソムリエ協会(J.S.A)の認定試験を受験し、合格すると取得できます。
1)酒類・飲料を提供する飲食サービス
2)酒類・飲料の仕入れ、管理、輸出入、流通、販売、製造、教育機関講師
3)酒類・飲料を取り扱うコンサルタント業務
試験内容
試験内容は、大きく分けて4つあります。
1)CBT試験(Computer Based Testing:紙を使わずコンピュータで受験するテスト)
2)テイスティング(利き酒)
3)論述試験
4)サービス実技
また、ソムリエの資格を取得して3年以上経った人で、通算10年以上の実務経験がある人は、ソムリエ・エクセレンスの認定試験を受験できます。
ソムリエになった人の学歴の大半が校・大学・専門学校のいずれかを卒業
「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは高卒約46%、大卒・専門学校卒約42%です。回答者のおよそ5割が、高校・大学・専門学校のいずれかを卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。
「ソムリエになるには」のまとめ
業務には、世界の酒類・飲料について、歴史、産地、品種、品質等級、世界の料理の知識と酒類・飲料との相性などの知識に加えて、すぐれた味覚や嗅覚のセンスが求められます。