通関士になるには

通関士のキャリアの流れ

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JOBS GATE編集部作成

通関士になるには

通関士になるには、国(財務省・税関)が行う通関士試験に合格することが必要です。

受験資格の制限はなし

この通関士試験は、学歴・年齢・経歴・国籍などについての受験資格の制限はなく、通関士試験に合格した人は受験地に関わりなく、どの税関の管轄区域でも通関士となることができます。

なお、この試験は、実務経験があると一部が免除されるため、通関業者に就職した後、会社内や通関業者団体で実施されている研修会や通信教育で勉強して通関士の資格獲得を目指すことが一般的です。

通関士になった人の学歴は8割が大卒

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは大卒約79%、高卒約21%、短大卒と専門学校卒が同率で約6%です。回答者のおよそ8割近くが、大学を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

「通関士になるには」のまとめ

通関士の業務には、通関業法・関税法・関税定率法・外国為替および外国貿易法などの関係法令に熟知していることに加えて、輸出入申告書・輸入(納税)申告書などの通関手続に関する書類作成に関する十分な知識が求められます。

また、通関書類の付属書類である仕入書(インボイス)や包装明細書(パッキングリスト)、輸出入承認書・原産地証明書などについても十分な理解が必要で、通関業務で扱う書類は英語で書かれているため、英語力も求められます。