宇宙開発技術者になるには

宇宙開発技術者のキャリアの流れ

JOBS GATE編集部作成

宇宙開発技術者になるには、必要な資格はありませんが、宇宙工学によって最先端技術を集めてシステムを作り上げるため、機械・電気・電子・情報技術など工学系の技術はもちろん、物理・化学・工学・ライフサイエンス・天文学など理学系分野の知識や技術が必要です。

一般的には、専門分野で大学院の修士課程や博士課程で学んでから、宇宙開発技術者として就職するケースがほとんどです。

宇宙開発技術者として就職した後は、宇宙航空研究開発機構（JAXA）や宇宙事業を行う企業でロケットや人工衛星、宇宙ステーションなどの開発・運用等に従事します。

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは大卒約70％、修士課程卒約30％、高専卒13％です。回答者のおよそ7割が、大学を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

宇宙開発技術者の業務は、宇宙開発技術者海外との情報交換を行うために特に英語の語学力は不可欠で、機器の設備や機材の製造にも携わることから一定の体力が求められることに加えて、宇宙への興味・関心を持ち続け、最新の専門知識を身に着けるなどの自己研鑽を続けていく必要があります。