栄養士になるには

栄養士のキャリアの流れ

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JOBS GATE編集部作成

栄養士になるには

管理栄養士になるには、厚生労働大臣の指定した栄養士養成施設を卒業し、都道府県知事に申請して「栄養士」の免許を取得した後、養成施設での実務経験および栄養士としての実務経験を合わせて5年以上経てから、管理栄養士国家試験に合格し、都道府県知事に申請して管理栄養士の免許を取得する必要があります。

必要な実務経験の年数について

ちなみに、養成施設が4年制の場合には1年の実務経験が、養成施設が3年制の場合には2年の実務経験が、養成施設が2年制の場合には3年の実務経験が必要です。

ただし、修学4年制の管理栄養士育成施設を卒業した場合には、栄養士免許を取得した後、すぐに管理栄養士国家試験を受験することができます。

「認定管理栄養士」の資格認定について

なお、日本栄養士会では、下記の8つの分野で「認定管理栄養士」の資格を認定しています。

1)臨床栄養
2)学校栄養
3)健康/スポーツ栄養
4)給食管理
5)公衆栄養
6)地域栄養
7)福祉栄養(高齢者・障がい者)
8)福祉栄養(児童)

このほか、管理栄養士には、特定保健指導やスポーツ栄養など5つの特定分野で認定される「特定分野管理栄養士」、がん患者・糖尿病患者等に対応する「専門管理栄養士」などの資格もあります。

これらの資格の認定を受けることにより、それぞれのテーマに対し、専門的な技術・知識を実践レベルで習得している管理栄養士であることを示すことができます。

栄養士になった人の学歴は7割が大卒

「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは大卒約67%、短大卒約34%、専門学校卒23%です。回答者のおよそ7割が、大学を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。

「栄養士になるには」のまとめ

管理栄養士の業務は、栄養に関する豊富な知識を持ち、新しい食品や健康に関する情報に絶えず関心を払い、食事のあり方や食生活の内容などをわかりやすく指導・助言する能力などが求められます。

管理栄養士として就職した後も、知識や技術の研鑽は欠かせないため、研修などを通じて専門性を深めていく必要があります。