造園工のキャリアの流れ
造園工になるには
造園工になるには、特に学歴や資格は必要なく造園工事の全てを自ら行うことは稀ですが、地盤整備などに使用する各種建設機械の運転免許、石組、植栽作業の際の玉掛や小型移動式クレーンの資格が必要です。
なかには、高校・専門学校・短大・大学等で、造園・花卉園芸(かきえんげい)や設計・測量・施工法などを学んでから造園工として就職する人もいます。
就職後の流れ・関連する資格について
就職した後は、現場での作業や技能講習会などで知識や技術を身につけ、必要な資格を取得しながら、一人前の仕事ができるように経験を積んでいきます。
この造園工に関連する資格としては、厚生労働省の認定する技能検定「造園技能士」や、国土交通省が認定する「造園施工管理技士」があり、造園工事の設計から施工管理までの知識や技能が審査されます。
造園工になった人の学歴は半数が高卒
「日本版O-NET」の学歴アンケート情報によると、学歴チェックで多かった3つは高卒約約56%、大卒約25%、専門学校卒約18%です。回答者のおよそ5割以上が、高校を卒業していることがわかりました。なお、アンケートは重複回答のため、学歴は複数選択されています。
「造園工になるには」のまとめ
造園工の業務は、主に屋外作業で樹木の手入れには高所作業などがあるので、一定の体力や平衡感覚が必要で、庭園の設計や造園工事全体の指揮監督を行う場合の美的センスに加えて、植物や石材の特徴や扱い方に知識・関心を持つことも求められます。