
語学留学に関するサポート会社の「事務アシスタント」のキャリアレポートです。仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や職場のブラック度・ホワイト度・職場恋愛などについてアンケートを編集して掲載します。
Contents
- 1 はじめに - 教育系業界
- 2 この業界・この会社を目指した理由
- 3 「語学留学に関するサポート会社」の「事務アシスタント」の仕事内容について
- 4 「語学留学に関するサポート会社」の「事務アシスタント」の1日の仕事の流れ
- 5 「語学留学に関するサポート会社」の「事務アシスタント」の給料・残業・有給休暇について
- 6 この仕事で、働いているときに困ったこと・ブラックと感じたところ
- 7 この仕事や職場でよかったこと・ホワイトと感じたところ
- 8 「語学留学に関するサポート会社」の「事務アシスタント」の仕事エピソード
- 9 すでに辞められている場合、その理由を教えてください
- 10 この会社・職場での職場恋愛について
- 11 まとめ - 同職業を目指す方へのメッセージ
はじめに - 教育系業界
教育系業界で働く、「語学留学に関するサポート会社の事務アシスタント」のキャリアレポートです。
職業・職種:事務
業種:留学エージェント
上場区分:非上場企業
入社ルート:中途入社
所有資格:特になし
この業界・この会社を目指した理由
昔から英語が好きで、海外の人達と関わる仕事がしたいと思っていました。
大学時代に海外に長くいたこともあって、同じ気持ちを持っている人達の力になれる仕事を探しました。
「語学留学に関するサポート会社」の「事務アシスタント」の仕事内容について
語学留学をしたいと思っている人達の学校やホームステイ先を探したり、ホストファミリーとの連絡などの業務全般を行っていました。
また、日本への留学生をサポートや、海外への修学旅行に関するサポート業務も担当していました。
まず、ホームステイについては、依頼を受けてからゲストの個人情報を確認していきます。
性別・出身国・アレルギーの有無・信仰する宗教についてなど詳細を伺い、ホストファミリーの希望との照らし合わせをしていきます。
その候補先がいくつか選べたら、そこから電話やスカイプで直接連絡を取り、条件を詰めていきます。
即決で決まることはなかなか難しいので、ご家族からの同意やホストファミリーとのやり取りの中で少しずつ決めていきます。
学校に通いたいという希望がある場合は、その学校についての資料集めもします。
インターネットの情報などでは分からない詳細は、現地付近に住む方や学校の職員に直接確認したりもします。
また、個人の方だけでなく、修学旅行なども担当することがあるので、
その場合は空港まで一緒に同行したり、受け入れの場合はお迎えをしたりもしました。
「語学留学に関するサポート会社」の「事務アシスタント」の1日の仕事の流れ
勤務時間はフレックスタイム制でした。コアタイムの【12:00-18:00】の6時間は必ず出社必要でしたが、その日の業務内容によっては前倒しも後ろ倒しもOKでした。
前倒しの場合
8:30 自宅を出て、車で出勤
8:45 会社にて事務作業(その日に行う業務内容の確認など)
9:00 始業 職員でミーティング(ホームステイ関連の受注に関してや、ホストファミリーからの依頼内容の注意事項など)
9:30-12:00 ホストファミリーと打ち合わせ(現地時間による)
12:00-12:30 30分休憩
13:00-15:00 経理業務・ゲストの個人情報の資料まとめなど
15:00-17:00 ゲストとの打ち合わせ(予約状況による)
17:30-18:00 30分休憩
17:30-18:00 締め作業と、後ろ倒しで来た社員との引き継ぎ
18:00 終業
後ろ倒しの場合
11:30 自宅を出て、車で出勤
11:45 会社にて事務作業(その日に行う業務内容の確認など)
12:00 始業 職員でミーティング(ホームステイ関連の受注に関してや、ホストファミリーからの依頼内容の注意事項など)
12:30-14:00 経理業務・ゲストの個人情報の資料まとめなど
14:00-14:35 30分休憩
15:00-18:00 ホストファミリーとの打ち合わせ(現地時間による)
18:00-20:00 ゲストとの打ち合わせ(予約状況による)
20:00前後 30分休憩
20:30-21:00 締め作業
21:00 終業
「語学留学に関するサポート会社」の「事務アシスタント」の給料・残業・有給休暇について
給料は月給23万程度で、これはみなし残業の40時間分を含む金額でした。
また、ボーナスは夏冬それぞれ約1.5月分で年に70万程度で、年収約350万弱程度でした。
「何時までに毎日これをやる」といったようなルーティンワークはなかったので、
その日によって、また依頼のあった内容によって毎日することが違って、慣れるまでは大変でした。
正社員がそれほど多い職場ではなかったですが、比較的自由のきく職場だったので、
有給は前もって言えば取りやすい環境でした。
この仕事で、働いているときに困ったこと・ブラックと感じたところ
世界中のホストファミリーや留学生とやり取りする機会があるのですが、英語は世界の共通語とはいえど、やはり「なまり」が強い人との会話は大変でした。
4年ほど海外にいた経験がありますし、海外の友人としょっちゅう会話しているので日常会話は出来るつもりでいますが、英語圏出身でない方と話す時、その人独特の「なまり」があるとなかなか理解が出来ず、業務が進まないこともありました。
お互いゆっくり話していけば解決出来ることがほとんどですが、どうしてもうまくいかない場合はメールやチャットを利用して、文字でやり取りしたこともありました。
あとは、それぞれの国独自の考え方や宗教や習慣など、1つ1つ覚えるのが大変でした。日本では敬意を込めて行う動作も、別の国では良くない意味に取られることがあったり、普段のクセがその国では侮辱に当たる身振りだったりするので、本当に大変でした。
この仕事や職場でよかったこと・ホワイトと感じたところ
正社員として働いていたので、有給もボーナスもあり、安定していました。
また、今では増えつつあるフレックス制ですが、その当時はあまりそういった会社はありませんでした。比較的、時間的に融通がきいたので、平日の空き時間に銀行や病院に行ったりできて便利でした。
あとは、グローバルな考え方の会社だったので、会社での服装の規則はほぼありませんでした。「黒髪でないとだめ!」とか「ピアスや金髪は禁止!」とか「服装はスーツ!」とかいう見た目の決まりは一切なしでした。むしろ、見た目で判断するということは一切しない会社だったので、自分の好きなネイルや髪型をして、何も気にせずおしゃれしながら仕事が出来たのは女性として嬉しかったです。
「語学留学に関するサポート会社」の「事務アシスタント」の仕事エピソード
大変だったのは、人と人との繋がりをつくることが上手くいかなかったときのフォローです。
例えば、お互い素晴らしい人達であったとしても、お国柄相性が合わなかったり、宗教的なことや性格的に合わなかったりと、色々な問題が出てくることもありました。
登録のあるデータから候補を絞っていくのですが、どうしても人同士の相性までは読み取るのは難しかったです。
実際、条件はお互い一致していて「いざ直接対話してみましょう!」となった時に、話してみた感覚や雰囲気が何だか合わない・・・といったことも何度もありました。日本では「十人十色」という言葉がありますが、これが世界になるとどれだけの色になるのだろう、と何度も感じたものです。私もまだ未熟な部分も多いので、そんな私がどうやったらその方々のサポートが出来るのか、毎日悩みました。
すでに辞められている場合、その理由を教えてください
結婚して遠方に引っ越すことになったので辞めました。
この会社・職場での職場恋愛について
職場結婚・職場恋愛は少なかったです。というのも、男性の職員がその当時は少なくて、ほとんどいなかったからです。
ただ、外国の人と知り合う機会は多くあったので、その関係で結婚される方は何人かいました。
さすがにゲストの方とという社員はいませんでしたが、ホームステイを探していた人が一緒に連れてきていた外国の方と結婚した人や、外国の方が多く集まるバーで知り合って結婚した方などがいました。英語が話せる人がほとんどだったので、外国の方と結婚している人が半数くらいでした。
その他は、この仕事をする前から付き合っている人と結婚された方が多い気がします。
まとめ - 同職業を目指す方へのメッセージ
この仕事は、世界との懸け橋になって、人と人とを繋げる素敵な仕事です!英語のスキルを生かしながら頑張ってください!