「情報通信サービス会社」の「営業職」の仕事内容・給料レポート

キャリアレポート IT/インターネット業界編、「情報通信サービス会社」の「営業職」キャリアレポートです。仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や職場のブラック度・ホワイト度・職場恋愛などについてアンケートを編集して掲載します。

はじめに - IT・インターネット系業界

IT/インターネット業界で働く、「営業職」のキャリアレポートです。

レポート者のプロフィール
性別:女性
職業・職種:営業職
業種:情報通信サービス業
上場している場合の種類:東京証券取引所1部
会社の人数(社員数):1500人
入社ルート:中途入社
所有資格:日商簿記検定3級、ビジネス実務法務検定3級

この業界・この会社を目指した理由

IT業界全体の今後の発展を期待して。
また、その中でも会計分野に特化した会社だったため、市場の流行り廃れに影響されることがなく安定した業界・会社だと考え、この会社に入社しました。

「情報通信サービス会社」の「営業職」の仕事内容について

自社開発ソフト並びにパッケージソフト、ハードウェア、ユースウェアやセキュリティなどを幅広く扱う会社の営業職に従事しております。
メインの仕事は営業活動、具体的には、新規顧客の開拓、既存顧客へのアップセル提案営業です。

メインの顧客は税理士・公認会計士事務所。メインで取り扱っている商品は、会計ソフト並びにサーバーなどのハードウェア、またソフト納品時に係るユースウェア(システムエンジニアの手配)。そこから展開してセキュリティソフトなどの提案も行っております。

その他にも、税理士・公認会計士事務所の顧問先向けに、一般企業用のソフト(会計・販売受注管理・勤怠管理等)も、個人事業主用から5000人規模程度のソフトまで、幅広く提案しております。

なお、見積もり作成を含む営業活動以外では、発注処理、納品物の管理、システムエンジニアとの折衝等を営業職が請け負っております。

またその他、新規顧客向けのイベント、既存顧客向けのイベントが不定期で開催されており、それの会場準備からすべて営業職が行っております。

「情報通信サービス会社」の「営業職」の1日の仕事の流れ

7時:自宅を出て、最寄り駅から地下鉄にて通勤(乗車時間は約30分)
7時45分:会社に到着・メールをチェックする
8時:グループ会議・個々の営業活動の進捗について上司と確認をする
8時30分:全体会議・挨拶・会社の理念を唱和・各部署から連絡事項の共有
8時45分:部署会議・部署内での詳細な連絡事項の共有
9時:外出・顧客先に訪問し、営業活動をする
12時:外出先にてお昼休憩(60分)
13時:外出・顧客先に訪問し営業活動をする
16時:帰社・メールをチェックする
16時15分:本日分の発注処理をする
17時30分:終業時刻・必要があれば翌日の営業活動に必要な提案資料の作成、準備等
19時30分:帰宅

「情報通信サービス会社」の「営業職」の給料・残業・有給休暇について

月給32万円(残業代込)。ボーナスは年間80万円。年収にすると464万円でした。

残業は平均すると月30時間程度。営業職の場合、月末には営業目標が達成していないと有給休暇の申請は取りづらい雰囲気がありました。なお、月初~中旬であれば、有給は取りやすかったです。

この仕事で、働いているときに困ったこと・ブラックと感じたところ

働いてる時に困ったことは、自分の知識不足です。30歳での中途入社で即戦力として期待されていた部分がありましたが、営業職の経験はあれど、IT業界は未経験だったため、お客様への営業活動や、システムエンジニアとの折衝において、わからないことが多く大変困りました。

また取り扱い商品が多岐にわたり、専門分野に特化した商品が多いため、自学が必要で、土日等を使い勉強することが多かったです。入社以前にしっかりと勉強しておけば、その点は改善出来ただろうと反省しております。

この仕事や職場でよかったこと・ホワイトと感じたところ

一部上場企業のため、コンプライアンスをしっかりと遵守しております。そのため、時期にもよりますが、有給休暇が取りやすかったです。また、夜20時を過ぎると、会社のシステムすべてがシャットダウンされるなど、従業員の労働時間についても意識していただいてます。

そのほか、社内研修が充実しており、週2回ほど、業務終了後に営業職務向けの研修が実施されておりました。またその研修時間分の残業もつけられていたので、その点は大変恵まれていたと感じます。

「情報通信サービス会社」の「営業職」の仕事エピソード

この仕事で感動したことは、自分の提案した商品がお客様にご注文いただけたことです。というのも、IT業界未経験の私が、お客様の会社のネット環境などを理解した上で、お客様の要望だけでなく、そこから更に業務効率化などに貢献するような提案を出来たこと、またそれがお客様に受け入れられご注文に至った時には、とても感動しました。

IT業界は専門用語が多く、最初は未知の世界に飛び込んだようでしたが、少しずつ用語がわかり、用途がわかるようになってくると、営業活動がどんどん楽しくなっていきました。またそれと裏表で、そこに至るまでの勉強は大変でした。

すでに辞められている場合、その理由を教えてください

結婚のため退職しました。

この会社・職場での職場恋愛について

個人的な感覚ですが、私がいた会社に関しては職場恋愛が多かったです。自分が所属していた部署の営業職の男性社員のおよそ6割が、職場恋愛から結婚に至っていたケースでした。なお、その場合、多くの場合、女性は一般職の方でした。※ちなみに、営業の部署にいましたが、9割が男性社員です。

その他の社員さんは、学生時代からのお付き合いや、知人・友人のご紹介などでお付き合いを開始、そこから結婚に至ったと聞いております。

まとめ - 同職業を目指す方へのメッセージ

IT業界はさらに発展していくと思います。是非、得意分野を見つけて頑張ってください。

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