「不動産会社」の「営業・事務職」の仕事内容・給料レポート

キャリアレポート 不動産業界、「不動産会社」の「営業・事務職」のキャリアレポートです。仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や職場のブラック度・ホワイト度・職場恋愛などについてアンケートを編集して掲載します。

はじめに - 不動産系業界

不動産業界で働く、の「営業・事務職」のキャリアレポートです。

レポート者のプロフィール
性別:女性
職業・職種:不動産業界・営業、事務
業種:不動産業
上場区分:非上場企業
所有資格:MicrosoftOfficeスペシャリストのExcelとWord、宅地建物取引士

この業界・この会社を目指した理由

自分の未知なる世界に踏み出したくて、地元で活躍できる会社で、色々な人とかかわり、繋がりが持てる仕事という事で不動産業界を選びました。

「不動産会社」の「営業・事務職」の仕事内容について

来店や電話の対応、契約書作成、物件調査、賃貸斡旋、賃貸契約、賃貸案内、資料作成等、ほとんどの内容をやっています。

表向きは事務員に見えていますが、営業職でもあり、売却相談はもちろん、購入からそれにまつわるお手伝いまでやっています。事務仕事も営業仕事も両方こなしており、1人でもやれる為、店頭ではだいたい私1人で仕事をしています。

契約は資格を保有している為、賃貸も売買でもどちらもやっています。物件調査については役場や地元の町内会長様のお宅を訪問し、徴収等も行います。資料作成はお客様用に物件の詳細がわかる資料を作成しますが、その為に間取りをソフトにてひいたりもします。

一般のお客様から企業のお客様まで幅広く対応しており、手が空いている時は、地主様宅訪問にてふれあい機会を取ったり、物件の見回りや物件のメンテナンスにも出掛けます。

その他では、企画提案として、保有しているMicrosoftOfficeスペシャリストをいかし、顧客データベースや物件管理ベース、集計データベースを作るなどしています。

「不動産会社」の「営業・事務職」の1日の仕事の流れ

7時50分:自宅を出て、車にて通勤する
8時15分~25分:到着
8時30分:開店準備で店内開放し、店内清掃とお茶出し用のお湯を沸かす、郵便物確認などの雑務を行う
9時:開店し、電話対応しながらメールチェック、物件の更新、資料や書類・請求書等の作成をする。お客様への斡旋も行う
12時:お昼休憩(60分)取りながらも電話や来店対応は行う
13時:仕事を開始する。社用車で外回りにて訪問や調査、メンテナンス、確認等をする。徒歩の場合も有り。その場合は途中で社用車を取りに店頭に戻る事もある
17時:帰社する。メールチェック等、不在中にできなかった内勤作業を行う。
18時:終業で電話を転送にして退社する。以降も転送にて電話があれば自宅等にて対応する

「不動産会社」の「営業・事務職」の給料・残業・有給休暇について

給料は25万円で残業は一切ありません。但し、終業時間以降にしか連絡を取れないお客様もいる為、その場合は終業時間をこえても対応します。

有給休暇は年間20日間あり、その他、毎週水曜日と2週間毎の火曜日が固定休となります。有休はいつでも消化してくださいと言われており、とても取得しやすい環境にあります。

この仕事で、働いているときに困ったこと・ブラックと感じたところ

店頭では主に1人で全てをこなしている為、電話が外線1番と2番が同時に鳴ってしまうという事があったり、お客様の来店がかぶってしまったり等があると、1人では対応しきれず、お客様にご迷惑をかけてしまう為、改善したい点ではあります。

特に重要な話や契約等をしている時は、他事はできない為、人材が少ないというのは気になっています。

他は、自身が休みの時に他の従業員が対応する事がありますが、休み明けに報告としてうまく伝わってこない事もあり、報告と連絡といった面も強化すべき課題であると考えています。

この仕事や職場でよかったこと・ホワイトと感じたところ

地元で40年以上不動産業としてやってきている会社の為、地元住民からの信頼もあり、色々な良いお話や物件等を頂け、安定した職場なので、そんな会社で働けているのは恵まれていると思います。

また、アットホームな会社の為、拘束力も弱く、自分の思うようにやらせてもらえるというのは、自分のスキルも高める事ができ、凄く良い環境だと思います。少人数での会社の為、誰かと争いながら仕事を取り合うという事もなく、仲間意識も高く、人間関係でも居心地が良いと思います。

「不動産会社」の「営業・事務職」の仕事エピソード

元々高校中退という学歴の無さ、不動産業界というのはやった事がない状態で雇って頂き、とても有難い事でしたが、初日から店頭で1人きりにされた事は本当に大変でした。地域や場所、物件の事、用語、不動産という全ての事がわからず、お客様にも責められたりしましたし、電話対応もろくにできず、毎日失敗ばかりでした。本社の先輩からも指摘されたりもして悔しい思いをした事もあります。

しかし、そんな中にも優しいお客様と出会えて、頑張ってねという言葉、その一言が凄く心に残りましたし、あまりうまく対応できていなかったにもかかわらず笑顔でありがとうと言ってくれる方もいて感動した事もあります。

この会社・職場での職場恋愛について

不動産業界は他の企業の方々とお会いする事もありますし、同業者の繋がりも多いので、ご縁はあるとは思います。しかしながら、個人情報をお互いに扱っている職種である為、基本的には近しい距離感にある企業様はもちろん、同業者、社内においても恋愛は表向きは禁止とされています。

それについて不満に思う事もありませんし、恋愛は禁止だとしても、飲み会などの交流はグループにてやっていたり、同業者同士でサークルや会合などもあり、友達以上恋人未満という関係性は少なからず持てると思います。

結婚や真剣交際までに至った方々はいらっしゃいますが、やはりどちらかが転職か退社されてる場合が目立ちます。

まとめ - 同職業を目指す方へのメッセージ

何もわからず、飛び込んだとしても地道に日々努力と勉強と実務を重ねれば、1年経った頃には1人である程度できるようになります。誰でも仕事を始めたばかりの頃はわからないというのが当たり前であり、最初から何でもできる人はいませんので、経験を重ねて積み上げていけば乗り越えられます。

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