「パソコン教室」の「インストラクター」の仕事内容・給料レポート

キャリアレポート IT/インターネット業界編、「パソコン教室」の「インストラクター」のキャリアレポートです。

仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や職場のブラック度・ホワイト度・職場恋愛などについてアンケートを編集して掲載します。

はじめに - IT・インターネット系業界

IT/インターネット業界で働く、「インストラクター」のキャリアレポートです。

レポート者のプロフィール
性別:女性
職業・職種:インストラクター
業種:パソコン教室
上場している場合の種類:していない
会社の人数(社員数):2人
入社ルート:アルバイトから入社
所有資格:ワード・エクセル・アクセス・パワーポイント2003

この業界・この会社を目指した理由

デザインが得意だったことから、まずはパソコン教室で使用している学校の教科書をつくることからはじめたことがきっかけで、気がついたらインストラクターになっていました。

「パソコン教室」の「インストラクター」の仕事内容について

パソコンの一般知識(初期設定・文字入力・ワード・エクセル・マック基本操作など)や専門知識(ブログ・ホームページ・デザインソフト・クラウド・資格取得など)をお客様に沿ったリクエストになるべく答えられるように、分かりやすく、幅広い範囲で教えております。

マンツーマン、または少人数での授業スタイルなので、まずはレッスンの課題(カリキュラム)を自分で考えることを含めて仕事をしています。お客さまに満足していただけるボリュームなどを考えながら、無理のない内容にしていきます。ただ、テキスト等はパソコン教室専用に発注できる業者さんから購入したものを使っております。言い方を変えるとパソコンの何でも屋さんのようになってしまいますが、意外とその方が有難いようです。

教え方などに特にマニュアルはありませんが、生徒さんがわかるまでゆっくりと繰り返し授業をモットーにしております。安心して通うことが早く覚えられる秘訣になると思っております。

「パソコン教室」の「インストラクター」の1日の仕事の流れ

平日の場合は、
朝の7時半に起床します。
8時半には自宅を出て1時間半で職場に到着します。その間は今日1日何をするべきかを考えたり精神統一の時間になります。
10時開始に合わせて、職場の駅付近のお店でランチや必要なものを買い出しをします。(コンビニ)
9時半前後には教室に入り準備(テキストのコピーやポットのお湯を沸かす、また花の水やりや清掃など)をします。
終わり時間の決まりはありません。その日によって終わる時間は様々ですが、だいだい18時半には全ての作業が終了するかと思います。

休日も同様です。インストラクターの可能な時間にお客様が予約を入れているので全く無駄がないシフトで、お客様にもインストラクターにも最適な状態を心がけています。

「パソコン教室」の「インストラクター」の給料・残業・有給休暇について

給料は歩合制ですが少なくても25万くらいにはなっていると思います。

足りない場合は自分の仕事時間を増やすか、お客さんを増やして頑張るかになります。お客さまがあってのお仕事なのでお休みに関しても自由です。

この仕事で、働いているときに困ったこと・ブラックと感じたところ

スタッフが少ないので、問い合わせや急な来客の時に授業から抜ける形になるため、非常に困ります。特に電話対応かと思います。事務所兼、教室という空間なので声がつつぬけになります。大事な電話や問い合わせにゆっくりと向き合うことが出来なかった事が何度かあり、困りました。

また、確認不足でお客さまがいらした時間にインストラクターが不在であったり、その逆もです。パソコンが出来ないので通われているのにメールやチャットで確認出来ないところが、これからの改善点かと思います。

この仕事や職場でよかったこと・ホワイトと感じたところ

やはりお客さま商売なのでヒューマンというか、色々な物語があり仕事にやりがいが出ます。自分のお教えした方が資格を取ることができた!と連絡を頂いた時は本当にお金や立場を超えた喜びがあるかと思います。そういった喜びを得ることで、より仕事を頑張ろうと成長して行くことができる仕事だと思います。

同時に自分も勉強をはかどらせないといけないので、自身のスキルアップになるかと思います。ある意味技術職なので、会社がどこでも自分自身のスキルになっていきます。

「パソコン教室」の「インストラクター」の仕事エピソード

ヒューマンという言葉を先ほど書いたのですが、人は十人十色という意味でもあります。自分を殺して向かわなければいけないこともたまにはあります。それは1足す1が2であることをそのままお伝えしなければいけない仕事ですが、その伝え方が、その方によって理解力が異なるという意味です。自分と同じと思ってはいけません。

それは優れている劣っているという意味ではなく、その方と同じ目線に立ち、今どうすることが1番良いのかを考えなくてはいけない(つまり精神力はとても必要)という意味です。自分の意見や考えは一度捨て、相手のイエスに従って教えていかなくてはいけないというところです。

この会社・職場での職場恋愛について

現在の職場ではお客さましか異性がおりませんので、わずか2名のスタッフ(同性)では恋愛が成り立たない状態です。しかし、もしも職場に同じくらいの異性がいたとしても恋愛にはつながらないかと思います。これは自分的な意見ですのでなんとも言えませんが。

職場は自宅よりも滞在時間が長いのが普通なので恋愛につながるパターンも多いことと思いますが、インストラクター同士などはあまりケースがない様に思えます。お互いを高め合うという意識にあまり男女関係はないかもしれません。

まとめ - 同職業を目指す方へのメッセージ

自分は偏差値も低く、勉強が出来なかったことがコンプレックスでした。しかし現在はその思いがあってこそ、分からない方の立場にとことん立って教えるという仕事を見つけ出しました。

人間はどうなるかわかりません。出来ないからこそ分かること、見いだせることがあると思います。

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