「個人経営クリニックの産婦人科」の「栄養士」の仕事内容・給料レポート

個人経営クリニックの産婦人科の「栄養士」のキャリアレポートです。仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や職場のブラック度・ホワイト度・職場恋愛などについてアンケートを編集して掲載します。

はじめに - 医療系業界

医療系業界で働く、「個人経営クリニックの産婦人科の栄養士」のキャリアレポートです。

レポート者のプロフィール
職業:看護師・栄養士
雇用契約形態:パート
職歴・ポジション:勤務3年
公立病院勤務などの公務員かどうか:公務員ではない
勤務先の種類:個人経営のクリニック
勤務部署:産婦人科

「個人経営クリニックの産婦人科」の「栄養士」の仕事内容について

産婦人科で働く栄養士の仕事は、主に献立作成、栄養指導、母親学級です。

母親学級とは、助産師さんと一緒になって、妊娠中のマタニティの方に向けて開く講座をいいます。

「栄養士」は、妊娠中に必要な栄養の事や、つわりや貧血対策をアドバイスします。

母親学級に参加する妊婦さんは、毎回20-30人程度で、そこで私は1時間程話をします。

つわりや妊娠中の入院患者さんに対しては、食べれない物や苦手な食べ物も多々あるので、「栄養士」の私が、入院患者さんと個別に対応しながら、一人で献立作成をします。

私は、入院患者さんの部屋を周り、代替食を相談して、少しでも食べやすく提供できるように努めます。

栄養指導は産後のママに対して行います。母乳の出をよくする食事や避けたほうがいい食事について説明をします。

私が勤務していたクリニックは、個別対応のため、入院患者さんの部屋に伺って一対一で指導します。その際にママさんのお母さんがいる場合が多く、お母さんから質問攻めされる事が頻繁にあります。

栄養の事以外にも育児経験が必要だし、様々な事を即座に答えられる事を要する仕事だと思います。

「個人経営クリニックの産婦人科」の「栄養士」の1日の仕事の流れ

土日祝、年末年始は関係なく出勤です。

9:00 出勤 
※出勤後、看護師から、献立を変えてほしい患者さんを聞き、患者さんの部屋に行き対応。その後に献立作成し、調理。
※昼食は日によって時間はバラバラです。
※45分の休憩をして、午後からオヤツ調理。その後夕食準備。
17:00 退社

「産科病棟」の「助産師」の給料・残業・有給休暇について

私の場合ですが、「栄養士」のパート時給は1500円で、ボーナスはありませんでした。

パートですが有給休暇が年に6日程もらえてお給料もつけてくれました。

有給休暇はしっかり消化させてくれるのでありがたかったです。

年始は時給が2倍、土日祝も時給が上がりました。

この仕事で、働いているときに困ったこと・ブラックと感じたところ

私は、そのクリニックの直属ではなく派遣されて入っていたので、最初の半年は気難しい助産師さんや看護師さんに悩みました。

私が、挨拶をしてもしてもらえず無視状態でした。いい大人がなぜそんな事をするのか理解できませんでした。

それでも私は、挨拶は必ずしようと続けていき、半年過ぎた頃には看護師さんから話しかけてくれるようになりました。そのことから、挨拶してくれないならこちらもしないという事はせず、めげずに挨拶をする事は大事だと思いました。

職場での職員さんとの関係性を作るのが難しいと、最初に分かっていたら、心構えが違ったと思います。

この仕事や職場でよかったこと・ホワイトと感じたところ

個人経営のクリニックで働いている時に、私も妊娠をしました。

職場での職員の懐妊は、非常におめでたい扱いをしてもらい、喜んでもらえました。

一度仕事中に貧血を起こした時は、すぐ医師に診てもらえました。その後はなるべく座って仕事をするようにとか、時間を短縮して仕事した方がいいと医師から言われ、かつ周りの理解もあり実行させて頂きました。

もしも仕事中に産気づいても産婦人科なのでそのまま出産もできるので安心して、産む前日まで仕事をしました。

「個人経営クリニックの産婦人科」の「栄養士」の仕事エピソード

母親学級でママさん達は、まだお腹に赤ちゃんがいる状態です。なので栄養を摂る事にとても一生懸命です。苦手な料理を何とかしたいと努力するママもいます。

皆さんメモを仕切りに取り、様々な質問をしては勉強されていきます。愛おしい我が子の為にと思う姿はとても美しいです。

母親学級の帰りに、あるママさんから「今日はお話が聞けて本当に良かったです」「話しがとても面白かったです」等、言ってもらえると、とても感動し嬉しいです。

赤ちゃんがお腹にいる間や、分娩室で出産をしている所、そして、産まれたての赤ちゃんをみて、産後のママさんともお話ができます。「産婦人科で働く栄養士」は、一連の命の流れが見れるお仕事です。

特に分娩室から運ばれた産まれたばかりの赤ちゃんを見れることもあり、とても感動します。

まとめ - 同職業を目指す方へのメッセージ

栄養士になるためには、学生時代はとても多忙です。

これから転職を考える方もですが、患者さんに親身になれる仕事なのでやり甲斐があります。

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