「個人経営の居酒屋」の「接客兼厨房スタッフ」の仕事内容・給料レポート

個人経営の居酒屋の「接客兼厨房スタッフ」アルバイト体験談レポートです。

仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や職場のブラック度・ホワイト度・職場恋愛などについてアンケートを編集して掲載します。

はじめに - 飲食系業界

飲食系業界で働く、「個人経営の居酒屋の接客兼厨房スタッフ」のアルバイト体験談レポートです。

レポート者のプロフィール
性別:女性
勤務店舗の種類・職種:個人経営飲食店・アルバイト 接客、厨房で調理担当
店舗の業種:居酒屋
上場している場合の種類:非上場
会社・店舗の規模(人数):4~6人
所有資格:調理師免許

この業界・この会社を目指した理由

もともと、私自身が常連客でした。そして 接客も料理もできる従業員を探していると店主から聞いて、時給も良いのが理由です。

当時私も昼間の仕事だけでは収入に満足していませんでしたので、調理師免許を所有していること、接客業に慣れていることを店主に伝えたところ、すぐに採用となりました。

「個人経営の居酒屋」の「接客兼厨房スタッフ」の仕事内容について

居酒屋の厨房、接客をして働く従業員の仕事内容としましては、主にお客様からオーダーが入った料理を調理したり、飲み物を提供したり、接客をすることです。

料理についてはメニューにある品全てを調理できるようにしておくこと、魚や貝をさばいて、お造りを見た目もキレイに作ることや、お客様を待たせないように、オーダーが入ったらすぐに料理に取りかかります。

暗黙のルールで、メニューには載っていない常連客からのオーダーにも対応することや、私は新たなメニューの開発も任されてました。居酒屋の厨房とメニュー開発などを中心とする内容です。

接客としての仕事内容は、主にお客様の相手です。

お客様からお酒を頂いて会話をして、お客様が気持ち良くお話しできる状況を作ることや、カウンター越しですがお酒を目の前で作ることがメインの仕事内容となります。お客様からの要望がある場合は一緒にカラオケを唄うこともあります。

他には、雑務として厨房での食器などの洗い物や、お客様が帰られる前にタクシーを手配したりすることです。

「個人経営の居酒屋」の「接客兼厨房スタッフ」の1日の仕事の流れ

15時00分 勤務
15時30分~16時30分 仕事開始
※瓶ビールを冷やし、氷の補充や一品ものの下準備をして、その日のお通しを3~4種類ぐらい調理をしてカウンターの上に作りおきしておきます。この作業を16時30分までに店主と二人で済ませます。
16時30分 清掃
※外回りの掃き掃除やガラス拭きなどの簡単な掃除を行います。
17時〜24時 営業時間
※お客様の接客業をしながら、料理のオーダーが入ったら厨房に入って料理をして、飲み物を作ったりします。

基本的に休憩時間は決まっていませんでしたので、お客様が来店していないときに座って休憩する感じです。

24時に業務は終了となり帰宅します。

「個人経営の居酒屋」の「接客兼厨房スタッフ」の給料・残業・有給休暇について

私の場合ですが、アルバイトという形での雇用でしたので、時給換算となります。

時給は1500円でしたが、日給にしますと1万円です。ちなみに、毎月の売り上げに応じて臨時ボーナスを1~2万円ぐらい頂いたりしていました。

残業代はありませんでした。

この仕事で、働いているときに困ったこと・ブラックと感じたところ

やはり、お酒も提供するお仕事のため、お客様が飲み過ぎてしまって酔っぱらったときには、店内でお客様同士がケンカになってしまうことがありました…。そうなってしまうと周りの他のお客様が(特に常連客ではない新規のお客様などですが)、せっかく気分良く楽しんでいても退席されて帰ってしまうことがありました。残念な気持ちになってしまいますね…。

それからお客様はお酒を飲んでいることから、トイレは凄く汚されます。掃除は覚悟しておかなければいけませんでした。この掃除が私の中では苦痛でしたが、これも仕事の一つと言われたらやるしかないので…。できれば、私は料理担当なので、他のアルバイトさんで掃除専属の人を採用して改善して欲しかったです。

この仕事や職場でよかったこと・ホワイトと感じたところ

夜の飲食店の仕事ということもありまして、やはり時給の高さでしょうか。

昼間の仕事は10時〜14時までで、時給は850円でした。個人経営の居酒屋での仕事は結構な重労働ではありますが、時給も1500円でしたし、時間内ずっと動いていなければいけないということはあまりなく、お客様の様子を見ながら多少暇になってくると休憩をさせてくれます。その分を時給から引かれることもなかったので、良かったです。

それから売り上げに応じては、特別にボーナスが入って、それが毎月もらえることもあり、凄く良かったです。

店主の人柄がとても好きでしたし、常連客にも恵まれている環境で仕事もやりがいが凄くありました。

「個人経営の居酒屋」の「接客兼厨房スタッフ」の仕事エピソード

感動したことは、私が一から作った料理を美味しいと言ってくださり、毎日食べに通ってくれる お客様がたくさんいらっしゃったことです!

調理師免許を持ってはいたものの、なかなか発揮する場が当時は少なかったので、居酒屋での料理を自分が担当することができて本当に良かったですし、お客様からの有難い お言葉に日々感動させられました。

私が良く失敗していたことは、ビールサーバーでジョッキに生ビールを注ぐんですが、私はその
生ビールの泡とビールのバランスを上手く作ることが苦手で5回のうち1回は失敗をするので、よく店主に叱られました。

この会社・職場での職場恋愛について

職場での出会いは多いほうだったと感じています。

職場恋愛となりますと従業員は全て女性でしたし、店主も女性だったので、ありませんでしたが、お客様はほぼ男性ですし、若い独身グループの常連客も多々いましたから、お客様を通しての出会いは多かったです!

そして、私はその常連客の若いグループの中の1人と1年ほどお付き合いをしてから結婚いたしました!

結婚式には、居酒屋の常連客様や、一緒に働いていた店主、従業員のみんなも出席してくれて、二次会は働いていた居酒屋でしたので、たくさんのサプライズがあり、ものすごく感動して心に残る結婚式、二次会でした。

まとめ - 同職業を目指す方へのメッセージ

接客業の中では、お客様とのふれあいが1番多い仕事だと実感しています。

人と話すことが好きな方や何か一つでも仕事をして認められたい人には、とてもオススメなお仕事かと思いますよ!

頑張って下さいね。

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