「注文住宅工務店」の「営業職」の仕事内容・給料レポート

キャリアレポート 不動産業界、「注文住宅工務店」の「営業職」のキャリアレポートです。仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や職場のブラック度・ホワイト度・職場恋愛などについてアンケートを編集して掲載します。

はじめに - 不動産系業界

不動産業界で働く、「営業職」のキャリアレポートです。

レポート者のプロフィール
性別:女性
職業・職種:注文住宅工務店・営業職
業種:工務店
上場区分:非上場企業
入社ルート:中途入社
所有資格:普通自動車免許

この業界・この会社を目指した理由

間取りや部屋、インテリアを見る事が好きで、賃貸の紹介か、リノベーションの仕事をしたいと思っていました。たまたま登録した派遣会社から注文住宅の営業職の紹介があったので面接に行って就職に至りました。

「注文住宅工務店」の「営業職」の仕事内容について

注文住宅の工務店の営業職なので、仕事内容は完結に言って契約を取る事です。ですが、簡単に契約が取れる訳ではなく、競合会社も星の数ほどいるので、知識を付け、お客様に支持される人物とならなければいけません。

営業職は幅広い知識が必要とされます。住宅の建築の事、自社の事だけでなく他社の情報、税金の事、ローンの事、国の制度や補助金、背景となる世の中の動向などです。新しい制度や新しい技術は日々進歩していますので、毎年毎年新しい情報に書き換えられていきます。
勉強を怠るとこうした変化には付いていけず、勉強をしている他社の営業マンに負けてしまいます。正確な情報を、誰よりも早く提案するスピードも大切です。

こうした情報や国の背景を知った上で、お客様の希望を聞き出し、ライフスタイルや家族構成に合ったプラン提案をしていきます。また、価格帯がお客様に合わなければ選んで頂く事は出来ないので、補助金や、プランで無駄なコストを削減するなどありとあらゆる手段でお客様に合った提案をする事で選んで頂ける会社となります。

「注文住宅工務店」の「営業職」の1日の仕事の流れ

7:30 自宅を出て電車で出勤。移動中にメールのチェックと1日のスケジュールチェック。部のメンバーのスケジュールチェック。携帯のアプリで新聞を読みます。
8:30 到着。コンビニでアイスコーヒーを買って、メールチェック。
8:45 清掃。
9:00 部内MTG
9:45 部下とMTG。1日の業務確認と、研修のスケジュール確認。
10:00 新入社員の研修。
12:00 部内の親交を深めつつランチMTG
13:00 追客管理。メールの確認、打合せの宿題事項を確認。
15:00 契約したお客様の現場チェック、または現場での打合せ。
17:00 契約したお客様の図面のチェック、とりまとめ。

また、週末は打合せが多いので、朝10時から22時まで4件の打合せをこなす日もあります。

「注文住宅工務店」の「営業職」の給料・残業・有給休暇について

月給25万円(残業代含む)。ボーナスは成績次第です。それとは別に契約を取れば歩合がつきます。

営業職なので、有給休暇は自分の管理次第で調整が出来ます。残業も自分の管理次第なので、早く終わらせられれば早く帰る事も可能です。

この仕事で、働いているときに困ったこと・ブラックと感じたところ

営業職なので休みの管理は自分次第ですが、逆にお客様が契約したいとなれば、自身の休暇を返上しても出社するようにしていました。

また、夜しか打合せの時間が取れないお客様がいれば、22時くらいまで打合せをする事もありますので、苦痛ではありませんが、やはりお客様に合わせる必要はあります。

また、動く金額が大きいので、少しのミスでも大きな金額の損失に繋がります。常に緊張して業務にあたらなければならないのは、他の仕事よりも辛いと感じる事も多いです。

この仕事や職場でよかったこと・ホワイトと感じたところ

社内の改善点や、提案をするルートは確保されているので、自分次第でより良い社風に変えていけると言えます。

また福利厚生も日々整ってきて、産休、育休も取りやすく、また、復帰後も戻りやすい仕組みがあります。

営業職であれば、夜も遅く、お客様とのアポを優先させなければならないので、営業職としては復帰しにくいですが、自身にその気があれば営業職として復帰できる仕組みになっています。

有給も1時間単位で取得が出来るので、子供の病院などちょっとした時間が必要な時に便利です。

「注文住宅工務店」の「営業職」の仕事エピソード

家が完成して、お客様に初めて中に入ってもらう時は、その表情を見たときにいつもほっとします。建築中は天気など色々な事が心配で、約束通りの期日で引渡しが出来るようかなり気を張っていますので、良かった、無事引き渡せた、と心からほっとします。そしてお客様に喜んでもらえた時というのが、やはり1番嬉しいです。

長い時間をかけて、一緒にああでもない、こうでもない、こうしたらどうか、と様々な打合せをしたその家が出来上がるというのは感無量でもあります。図面でしか見ていなかったものが、実際の家として出来上がります。当たり前の事ですが、これだけ高い買い物にもかかわらず、実物は建ってみないと分からないというのが注文住宅なので、実際の建物に満足してもらえた瞬間が1番嬉しいです。

この会社・職場での職場恋愛について

職場内での恋愛は少ないです。職場内恋愛がNGという社内の決まりは無いのですが、狭い社内なので、やはり気を遣うというのはあります。

また、社内の女性比率が多く、男性が少ないというのもあります。男性も既婚者が多いので、社内恋愛、という事には発展しずらい環境です。

営業職や現場担当であれば、メーカー、業者さんには沢山会うので、そうした繋がりも持てると思います。ですがそれも少数派で、個々の友人など、会社とは関係の無いところで出会ってお付き合いをされ、結婚に至る方が多いです。

まとめ - 同職業を目指す方へのメッセージ

簡単な仕事ではありませんが、簡単な仕事よりずっとやり甲斐のある仕事です。

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