「不動産仲介会社」の「営業アシスタント職」の仕事内容・給料レポート

キャリアレポート　不動産業界、「不動産仲介会社」の「営業アシスタント職」のキャリアレポートです。仕事内容や一日のスケジュール、年収（給料・ボーナス）や職場のブラック度・ホワイト度・職場恋愛などについてアンケートを編集して掲載します。

はじめに － 不動産系業界

不動産業界で働く、「営業アシスタント職」のキャリアレポートです。

この業界・この会社を目指した理由

父が自営で建築関係の仕事をしており、その影響もあって大学は建築学部に通っていました。図面を書いたり模型を作ったりもしましたが、あまり設計に興味がいかず、就職活動の際に会社の雰囲気と人事の人柄に惹かれて今の会社に入社しました。

「不動産仲介会社」の「営業アシスタント職」の仕事内容について

仕事内容は主に不動産仲介の営業のサポートと、インターネットでの物件の掲載・更新、業者やお客様への接客やイベントでのサポートです。

不動産仲介とは、不動産を売買する際に売主と買主の仲裁に入って契約を行う内容で、仲介手数料をいただいて経営しています。私の仕事はその営業スタッフのサポートをはじめ、物件を購入してもらうためにイベントでの接客や、お客様に提案する資料の作成なども行っています。

最近では市場がインターネットで物件の詳細を調べて来店するという傾向にあるため、インターネットでの物件販売活動がかなり重要視されていて、インターネットに物件を掲載するために写真を撮影・編集したり、物件のアピールポイントを記入したり、ＳＥＯ対策のために様々な会社のシステムを使って販売促進をしています。物件を掲載するために必要な周辺環境（駅や学区、商業施設など）を調べてより魅力的に掲載するように工夫しています。

お客様との商談では、初めてご来店の方に簡単な接客と、お子様のいる方も多いため、お子様のお世話をすることもあります。

「不動産仲介会社」の「営業アシスタント職」の1日の仕事の流れ

平日は接客が少ないため、インターネットへの物件掲載や更新を主に行っています。また、毎日新しい物件が入ってくるので、新しい物件をチェックして、営業スタッフがいち早くお客様に提案できるように資料を作成します。

9時30分に出社し、掃除や朝礼を終えて10時から業務開始です。特にタイムスケジュールに規定がないため、自分でキリの良いタイミングで休憩をしながら作業を行います。また、平日はお客様の来店が無いのと反対に、業者様の来店が多いです。主に銀行さんや、他の不動産業者、ハウスメーカーなどです。業者様へのご対応もさせていただきます。

土日は、来店されたお客様にドリンクを出したり、予約無しで来られた方には簡単なヒアリングを行います。空いた時間に平日と同じようなルーティンを行います。

「不動産仲介会社」の「営業アシスタント職」の給料・残業・有給休暇について

月給24万円（総支給）・ボーナス50万円ほど（年間の会社売上によって大きく変動します）で前年は年収340万円ほどでした。

残業は、所属事務所にもよりますが私のところは全くありません。有給休暇もいつでも取れて、とても良い環境です。

この仕事で、働いているときに困ったこと・ブラックと感じたところ

困ったことは2点あり、1点目は入社当時不動産業界の専門用語や売買の仕組みの理解が足りず、社外はもちろん社内でのやりとりも業務内容の詳しいことがよくわからなかったことです。

2点目は宅地建物取引士の資格を取ることでした。思っていたよりずっと難しく、苦戦しました。2点とも共通して、自分で勉強することとある程度経験を積むことで解決し、今ではより楽しく働けています。

業務内容以外の勤務環境で困ったことは、飲み会が多く、出費が結構あったことです。

この仕事や職場でよかったこと・ホワイトと感じたところ

恵まれていたのは社員の人柄です。入社を決めた時の印象とあまり変わらず、毎日楽しく働いています。人間関係がうまくいっていないと続かないと思ったので、この点はとてもよかったです。

また、有給が取りやすかったり、急用などで融通が利くのも良い点でした。体調不良や家族の用事など、急なことでも快くお休みをさせてもらえて大変助かっています。主婦の方も多く働いていて、お子様の都合などによって勤務形態を変えたりできています。

「不動産仲介会社」の「営業アシスタント職」の仕事エピソード

仕事で失敗したことは、インターネットへの物件の掲載内容にミスがあったことです。金額を大きくまちがえて掲載していて、その安い金額でお客様から反響があり、購入したいとのお話が来てしまいました。お客様にはミスだったことを説明し、上司と共に謝罪をして解決しました。

インターネットはクリックした瞬間に公開され、いろいろな方が見られます。間違っていてすぐに修正をしても反響が来てしまうことがあるので注意が必要です。

感動することはやはりお客様から感謝の言葉をもらった時です。営業スタッフではなく、アシスタントの私にまで言葉をいただけるととても感動します。

この会社・職場での職場恋愛について

私は実際に職場恋愛で結婚をしました。部署は違いましたが、会社全体が同世代で仲も良く、仕事以外でも遊びにいくことも多い雰囲気なのでそこから発展しました。他にも社内恋愛はかなり多く、何組も結婚をしています。

職場以外で結婚をされている方は、学生時代からおつきあいをしていた方との結婚が多いです。私の会社は平均年齢が27歳ととても若く、結婚も早い方が多いためかもしれません。他には、不動産業界は横のつながりが多いので、同業種で出会って結婚される方も多いです。

まとめ － 同職業を目指す方へのメッセージ

営業スタッフはやはり結構大変だと思います。でもやりがいもあって、同じ気持ちの人が集まった会社だととても楽しいです！