和食レストランの「フロア担当」のアルバイト体験談レポートです。
仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や職場のブラック度・ホワイト度・職場恋愛などについてアンケートを編集して掲載します。
Contents
はじめに - 飲食系業界
飲食系業界で働く、「地方チェーン店の和食とんかつ屋のフロア担当」のアルバイト体験談レポートです。
勤務店舗の種類・職種:地方チェーンのとんかつ屋・アルバイト フロア担当
店舗の業種:和食 とんかつ屋
上場している場合の種類:非上場
会社・店舗の規模(人数):全部で50名ほど
所有資格:特になし
この業界・この会社を目指した理由
学生時代にアルバイトとして3年間働いていました。下宿先近くだったので、通勤に時間がかからないこともあり、このバイトを希望しました。
「地方チェーン店の和食とんかつ屋」の「フロア担当」の仕事内容について
主にフロア担当なので、接客、掃除、配膳、皿洗いなどなんでもこなします。
お客さんが少ない時には、味噌汁の具材をバックヤードで調理したりしていました。また、デザート系はすべて、調理場ではなく、フロア担当でこなしていました。
100名くらい入ることができるフロアを繁忙期3名でまわしていたので、(もちろん皿洗いも含めて)作業的には大変だったのを覚えています。皿洗いをしたあとにデザートを作ったりすることもあり、衛生的にあまりよくなかったような気もします。
夜はレジ閉め(勘定)もするので、お店に関するほとんどの業務を経験しました。慣れないアルバイトの方が入ったときも、その人を含めて3人でフロアを仕切らなければいけないので、休む暇はほとんどないと思います。
実際走りながら接客をしたことも多かったです。あとは余談ですが、とんかつ屋ということもあり、勤務の後はたいてい髪の毛に油のにおいがしみこんでしまうので、仕事の後、人と会うときはにおいを消すのが大変でした。
「地方チェーン店の和食とんかつ屋」の「フロア担当」の1日の仕事の流れ
平日の夜の業務を週4ほどでこなしていました。
17:00 店到着
17:30 業務スタート
17:30~18:00 トイレ掃除、座席の片付け、フロア掃除、味噌汁準備、漬物準備
18:00~20:30 接客
20:30~21:00 閉店準備:店内清掃、洗い場の整理整頓
21:00~21:30 看板の明かりを落とし、後はレジの計算
21:30 退店
「地方チェーン店の和食とんかつ屋」の「フロア担当」の給料・残業・有給休暇について
私の場合ですが、給料はアルバイトでしかも学生なので、当時1時間800円ほどでした。
残業は繁忙期に1時間ほど残ってほしいと頼まれることはありますが、基本的にはありません。
また、3年間勤めていましたが、有休はありませんでした。
この仕事で、働いているときに困ったこと・ブラックと感じたところ
やはり、フロア担当にも関わらずバックヤードの仕事が多かったのは大変でした。
正直、スイーツや味噌汁などは衛生的にも調理場が担当するべきだったのではないかと思います。
味噌汁の具材を用意しているときに、接客業務が急に入り焦って手を包丁で切ってしまい、血だらけの手で接客をしたこともあります。人員配置がしっかりしていれば、このようなことはなかったのではないかと思います。
あとは、ホール全体で喫煙ができた店だったので、禁煙客のことをもう少し考えてもよかったと思います。
この仕事や職場でよかったこと・ホワイトと感じたところ
恵まれていた点は、おいしいとんかつを定価の半額で持ち帰ることができた点です。調理場の方のはからいで、一部のまかないも持ち帰ることができたので、食事の面では恵まれていたと思います。
またご飯もお替り自由なので、3パックほどご飯を持ち帰ることができたのも、食費節約には大変良かったと思います。
あとは、自宅が近かったことも良かったです。土日は朝早くから夜遅くまで勤務することもあったので、寝坊しても大抵は勤務に間に合いました。
「地方チェーン店の和食とんかつ屋」の「フロア担当」の仕事エピソード
感動したことは、やはり店の材料であるお肉のうまさでしょうか。
近くの農牧場から新鮮な野菜や肉を仕入れているので(直営店なので)スーパーで買うとんかつよりもおいしいとんかつに出会えたことがよかったなぁと思います。
大変だったことは、やはりフロア担当といっても色々な業務を並行してこなさなければいけなかったので、接客がおろそかになってしまったことが失敗したというか、残念だった点です。
経営者の方がもう少しフロアの現状を見直し・改善してくれればよかったのですが、おそらくそれができなかったため、私が辞めた1年後に本店以外潰れたのではないかと思っています。
この会社・職場での職場恋愛について
職場恋愛はほとんどなかったと思います。
アルバイトは学生が中心でしたが、みんなほかのところで彼氏彼女を作っている印象でした。限られた時間の中でこなさなければいけない業務がたくさんありすぎて、恋愛している暇はほとんどなかったのではないでしょうか。
学生でないアルバイトの方は、主婦の方が多かったり、調理場の方は結婚している方や独身ですが癖の強い方が多かったので、恋愛をするような雰囲気ではなかったように思います。
まとめ - 同職業を目指す方へのメッセージ
飲食は土日も勤務で大変だと思います。身体を壊さないように頑張ってください。