「インターネットクラウドサービス提供会社」の「財務職」の仕事内容・給料レポート

キャリアレポート IT/インターネット業界編、「インターネットクラウドサービス提供会社」の「財務職」のキャリアレポートです。

仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や職場のブラック度・ホワイト度・職場恋愛などについてアンケートを編集して掲載します。

はじめに - IT・インターネット系業界

IT/インターネット業界で働く、「財務職」のキャリアレポートです。

レポート者のプロフィール
性別:男性
職業・職種:インターネットクラウドサービス提供会社・財務担当
業種:ソフトウエア業
上場している場合の種類:していない
会社の人数(社員数):4人
入社ルート:中途入社
所有資格:BATIC、日商簿記2級

この業界・この会社を目指した理由

社長が昔からの知人であること、会社の提供しているプロダクトに対して共感を持て、成長性があると判断した点とスタートアップベンチャーでいろいろな業務を経験できると判断したためです。

「インターネットクラウドサービス提供会社」の「財務職」の仕事内容について

基本的な仕事は財務担当なので、日々の出納から試算表作成、月次決算、財務諸表、決算処理までの一連の流れについての仕事を受け持っています。税理士や税務署などの対応も合わせて行っております。

また社会保険、雇用保険の加入、離脱、申告も受け持っています。社員の給与計算から支払処理、源泉税、住民税の手続きも行っています。採用活動についても窓口としての業務を担っており、正社員、アルバイトを含め、募集、選考に携わっています。

ベンチャーキャピタルや投資家との資金調達の折衝についても社長に同行して関わっています。事業計画についても財務的な分野については作成しています。

その他、プロダクトのデモンストレーションやデータ作成も行っています。マーケティング部門の社員とマーケットリサーチの分析を行ったり、施策のミーティングを行ったりもしています。外注会社との契約を始め、社内外の法務的な手続きを顧問弁護士と相談しながら、行っています。

「インターネットクラウドサービス提供会社」の「財務職」の1日の仕事の流れ

7時:起床 メールチェックし、朝一で対応する必要のあるものがないかを確認
8時15分頃:自宅を出発、徒歩で通勤する
8時45分頃:到着 セキュリティを解除し、事務所の清掃を行う
9時:始業 メールチェックし、必要なものは返信。プロダクト管理ツールで自分に届いているミッションを確認し、優先順にミッションに対応する。途中外部からの電話やメールに対応する。
12時:昼食休憩(60分)
13時:チームミーティング(プロパー、外注も含め、プロダクトに関係するメンバーが集まり、ミーティング)
18時:ミーティング終了
18時30分 チームメンバーとの懇親を兼ねての懇親会。
21時:懇親会終了 
21時30分:帰宅 メールチェックし急ぎで対応する必要のあるものがないかを確認する。
24時:就寝

「インターネットクラウドサービス提供会社」の「財務職」の給料・残業・有給休暇について

月給60万円(残業代込み)、ボーナスは現在は支給実績なし。年収720万円。

企画型採用労働制を採用しているので、基本的にミーティングを除けば、自分のペースで仕事のスケジュールを決めて進められるので、仕事は非常にやりやすいです。

この仕事で、働いているときに困ったこと・ブラックと感じたところ

上司は社長になり、基本的には自分の仕事については裁量を与えられているのですが、ほぼ自分の判断で仕事を進めていかなければならない点が多いため、いろいろなケースを想定した上で判断し進めていくのが大変です。

今まで経験したことがないことについて対応しなければならないときも、自身で調べて対処法や対策を決めてから、最終判断のみを社長に仰ぐやり方で進めるようにしたことで、円滑に業務を進められるようになりました。

この仕事や職場でよかったこと・ホワイトと感じたところ

スタートアップベンチャーなので、既設の社内ルールや決め事が少なかったため、今までの自身の経験で培ったものをそのまま使える環境で仕事が進められる点は、日々の業務を遂行する上で恵まれています。

また、社長は20年来の知人でもあることから、私自身を理解してくれている、私も社長のことを理解できているので、ひとつひとつ説明することなく、要点を伝えるだけで意思疎通が図れることも全く知らない環境で仕事をスタートさせることから考えれば恵まれています。

「インターネットクラウドサービス提供会社」の「財務職」の仕事エピソード

プロダクトが日本だけではなく、全世界のカスタマー向けのものなので、それぞれの国民性や地域性を理解しないとマーケットの規模感が正確につかめない点が非常に大変です。ただ外国人とお互いの国民性や地域性をディスカッションしていくとそれぞれの違いだけではなく、共通点も見いだすことができ、共感を持てる点で話が通じると言葉が伝わる以上に感動できます。

ただ、国民性、地域性で日本人を相手にするときと同じ感覚で仕事や約束を取り付けても、日本人を相手にやっている習慣や常識は通用しないことが多々あることを失敗の中で学びました。

この会社・職場での職場恋愛について

社員は4名と少ないのと、女性社員は全て既婚者のため、職場での結婚や恋愛は現在のところありません。現在の職場では、学生時代からつきあって結婚に至るケース、現在の会社以前の会社での職場結婚、知人の紹介からの交際、結婚に至るケースがあります。

技術職の場合、プライベートな時間を出会いに繋げられる時間が少ないこともあり、そのようなケースの場合、なかなか交際、結婚に結びつく出会いがないところが、現在の会社や少し広げて外注スタッフも含めたチームメンバーの中にはあります。

まとめ - 同職業を目指す方へのメッセージ

会社ではなく、自分のやりたいことができる会社を見つけてください。

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