「乳製品等の製造・販売の大手企業」の「製造職」の仕事内容・給料レポート

乳製品等の製造・販売の大手企業の「製造職」のキャリアレポートです。

仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や職場のブラック度・ホワイト度・職場恋愛などについてアンケートを編集して掲載します。

はじめに - 食品系業界

食品系業界で働く、「乳製品等の製造・販売の大手企業の製造職」のキャリアレポートです。

レポート者のプロフィール
性別:女性
職業・職種:大手乳製品の製造会社・製造職
業種:牛乳、乳製品及び食品の製造・販売等
上場している場合の種類:東証一部
会社の人数(社員数):約1500人
入社ルート:新卒入社
所有資格:秘書検定3級、サービス接遇検定2級

この業界・この会社を目指した理由

大学で学んだ内容を活かしたい為、食品業界を選択しました。

また自分の知っている分野なら活躍できるので、古い会社であることと乳酸菌を扱う業界と工業を掛け算したところ、この会社に出会いました。

「乳製品等の製造・販売の大手企業」の「製造職」の仕事内容について

製造部門である工場の品質管理課に所属しています。

私の所属する工場は、主に生洋菓子やヨーグルトの生産を実施しており、品質管理課は主に商品となる製品に出荷検査や生乳を受け入れるための受け入れ検査をメインに実施しております。この出荷検査や受け入れ検査は工場に絶対に必要で、記録を残す仕事の為、正確さが一番重要となる部署になります。

またトラブル対応や商品開発補助も実施する為、普通の製造とは一味異なる部署とも言えます。検査をメインとしているので、重労働作業などはあまりありません。

出荷検査の具体的内容は、官能検査、生洋菓子は硬度測定、全固形分測定、微生物培養検査です。ヨーグルトは官能検査、乳酸菌数検査、微生物培養検査、乳脂肪分検査、全固形分検査、硬度測定を実施しており、生乳受け入れ検査の具体的内容については官能検査、全固形分検査、生菌数検査、乳脂肪分検査を実施しております。

仕事をする上で、やや専門的な知識が必要となります。

「乳製品等の製造・販売の大手企業」の「製造職」の1日の仕事の流れ

日勤の場合

8時00分 出勤
8時00分~ 業務引継ぎ 業務スタート
※シフトで仕事が割り振られているので、担当する検査のエリアに行き、作業をします。
9時00分~ 朝礼
11時30分~13時30分までの間に60分休憩をとります。
~16時20分 作業後、中番の人に引継ぎ 終業

他に早番、中番、遅番と細かいシフトもありますが、すべて休憩は60分取れ、8時間20分勤務となっています。

但し、製造内容や時期によっては遅番は残業確定となることが多い勤務でした。その時の平均残業は所定勤務時間プラス3時間でした。

「乳製品等の製造・販売の大手企業」の「製造職」の給料・残業・有給休暇について

私の場合ですが、月給32万円(残業代込み)で、ボーナスは65万円前後でした。ちなみに、年収は500万円くらいでした。

残業は多く、有給休暇は作業の最低人数を確保する必要性があったので、順番に取る感じでした。会社がノー残業と有給休暇取得を掲げているので、定時上がりや有休申請することは簡単でした。

この仕事で、働いているときに困ったこと・ブラックと感じたところ

工場ということもあり、人間関係が一回もつれてしまうと、その後が大変ということが多かったです。

社員の場合、転勤があるので転勤が問題ない人間だとやっていけると思います。

さらに作業が単調ということで飽きやすいことや製造現場での補助作業があると重労働作業があったので、腰を痛める危険性があったこと、また夜勤があるため、長期的に夜勤の作業をすると自立神経がやられてしまうこともありました。体を鍛えることをやっていればよかったと思います。

この仕事や職場でよかったこと・ホワイトと感じたところ

大企業ということもあり、福利厚生がとてもよかったです。特に75%の家賃補助(上限あり)は助かりました。

旅行に関してもポイントを割引として使えるので、毎月旅行に行っていた記憶があります。他にも結婚や出産をしたら会社からお祝い金をもらえたり、産休や育休は積極的に取るように会社から指示されていたので、とる女性が多かった印象でした。

社内婚も会社から推奨されており、社内婚だと温情転勤という部署は異なりますが夫婦セットで同じ勤務地に転勤ということもありました。

「乳製品等の製造・販売の大手企業」の「製造職」の仕事エピソード

感動した事は自分が実際に作っている商品がCMに出ていることやテレビのスポンサーに自分の会社名が出ていることでした。

また、スーパーでお客様が手に取っている商品が自社の商品だったり、カゴに入っているのを見るととても嬉しかったことを覚えています。

転勤したときはいろいろな土地を無料で長期旅行に行っている気がして楽しかったです。将来の住む土地のトライアルができることもメリットに感じました。転勤すると、地元から離れるため寂しい気分は必ずありました。また部署によっては馴染めない場所もあったので、プラスに考えるようにしました。

この会社・職場での職場恋愛について

職場恋愛や結婚は多いです。結婚まで行けば、オープンな状態になりますが、職場恋愛だと秘密にしていることが多く、結婚するまで気が付かない事が多かったです。職場恋愛の中でバツイチ同士になるとオープンだった印象になります。

また再婚でも結婚祝い金が両方にもらえる為、とても積極的な方が多かったイメージです。

付き合うキッカケは部署内恋愛がほとんどです。また転勤が多いので、出会いも多く、チャンスも多いように感じます。

まとめ - 同職業を目指す方へのメッセージ

大変だとは思いますが、給与面、福利厚生を考えると挑戦したほうがお得です。頑張ってください!

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