「小規模個人経営の居酒屋」の「キッチン・フロア担当」の仕事内容・給料レポート

小規模個人経営の居酒屋の「キッチン・フロア担当」アルバイト体験談レポートです。

仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や職場のブラック度・ホワイト度・職場恋愛などについてアンケートを編集して掲載します。

はじめに - 飲食系業界

飲食系業界で働く、「小規模個人経営の居酒屋のキッチン・フロア担当」のアルバイト体験談レポートです。

レポート者のプロフィール
性別:女性
勤務店舗の種類・職種:個人経営居酒屋・アルバイト キッチン・フロア担当
店舗の業種:居酒屋
上場している場合の種類:非上場
会社・店舗の規模(人数):オーナー含め9名。姉妹店が他に2店舗県内にあります。
所有資格:特になし

この業界・この会社を目指した理由

私は大学生で地元を遠く離れてひとり暮らしをしています。家庭は母子家庭で弟もいるため親の収入だけでは厳しい状況でありお金が必要でした。

「小規模個人経営の居酒屋」の「キッチン・フロア担当」の仕事内容について

個人経営の居酒屋のため、キッチンからフロアを全部こなします。

出勤してからテーブルのセット、フロアの掃除、外看板などを出します。営業を開始してからはお客様の席の誘導から注文を聞きに伺い、それから料理も作り始めます。

週末や混むと予想される場合はオーナーの他にバイト生が多くて3人ほど入っています。オーナーと自分一人の時に混雑してしまうとフロアもキッチンも片付けも全てやらなければならないのでかなり大変です。

調理はバイト生によってどこまでやるのかは決まりますが、基本的に調理10品できる毎に時給が10円アップするのでみんな調理が出来るように望んでいます。始めはだし巻き玉子を作ることから始めます。そこからサラダやラーメン、そばなど進んでいきます。私自身は今、メニューの半分は調理出来るようになっています。メニューは大体仕込みも含み100ほどあるかと思います。

お客様が帰られてからは食べられたものの片付け、ビールの閉栓、生ゴミなどの処理を行い勤務は終了です。

「小規模個人経営の居酒屋」の「キッチン・フロア担当」の1日の仕事の流れ

16:50 家を出る、徒歩でバイト先へ向かいます
16:53 バイト先へ到着
17:00 勤務開始
※席のセッティング、フロアの掃除、外看板を出す、お客様へお出しする水の補充、炭酸水を作る
17:30 まかない
18:00 店オープン お客様の対応、調理、会計
※お客様が来られない場合には、自家製麺を作ったりドレッシングやラペなどの仕込みをしたり、店内の掃除を行なっています。
(22:00 お客様が来られない場合、ここで閉店します)
23:00 お料理ラストオーダー
23:30 閉店
※お客様が食べられたものの片付け、ビールの閉栓、外看板の片付け
※自分たちが好きなジュースを飲ませてもらったり、定休日の前の日などは余った食材で鍋などをして楽しんでいます。

「小規模個人経営の居酒屋」の「キッチン・フロア担当」の給料・残業・有給休暇について

私の場合ですが、お給料は研修期間は750円で、研修期間120時間を超したら800円となります。料理や仕込みを10個できるようになるたびに10円時給が上がります。

22時からは残業時間となり25%時給が上がります。週2回ほど入って、月給4万円程です。

この仕事で、働いているときに困ったこと・ブラックと感じたところ

働いている際に困ったことは、自分が住んでいる場所が観光地のために外国人の方が多く意思疎通が上手にできなかった時です。

外国人の方向けに英語のメニューもおいてありますが、最近はアジア系の観光客の方が多く、英語でも通じない場合があるので自分の語学力の足りなさに失望します。

改善したかったことについては、残飯などが乗った皿をシンクにそのまま置いてしまうと水が詰まってしまうことです。

うちのバイト先にはみんなが見るノートがあるので気になったことや伝えたいことはそのノートへ書きます。

この仕事や職場でよかったこと・ホワイトと感じたところ

個人経営のためオーナーなどととても密接な関係です。

他のバイト生もみんな同じ大学の方なので毎日とても楽しくアルバイトさせていただいています。

勤務状況やお給料についてはオーナーがしっかりと労働法を理解し、厳守していてくれているためとても安心して働かせて頂いています。

自分のバイト先は居酒屋なのですが、市の運営する市場の中にあるため深夜遅くまで営業することはないし、店内は禁煙で学業や健康に害もなく勤務できています。

「小規模個人経営の居酒屋」の「キッチン・フロア担当」の仕事エピソード

今のバイト先で働くことにより、人の温かさを痛感しました。

自分は今のバイト先の方々がみんな大好きです。店内に入りきらずビアガーデンとして外までお客様が入ったときもみんなで乗り越えることができたし、地域でのフードフェスティバルでも屋台を出して賞を頂くことができました。

大変なことも失敗したこともたくさんありますが、バイト先の方々が皆さん温かく許し、手を貸してくれます。

大きく「これが感動した」というエピソードはありませんが、バイトに行くたびにみんなの笑顔に包まれて温かい気持ちになります。

大学の友達からバイト先の悪口を聞いたり他の短期のバイトに入った時、今のバイト先で良かったなぁと心から思います。

この会社・職場での職場恋愛について

残念ながら自分のバイト先で恋愛はありません。

オーナーは40代の男性で、他のバイト生はわたし含めみんな大学生の女性です。バイト先には学生からご高齢の方までいらっしゃいます。

そういえば、バイト生の先輩の今の彼氏はアピールするためにうちのバイト先に何度も足を運んだと聞いたことがあります。

バイト先には、かっこいいなぁと思う方もいらっしゃいます。酔っ払った勢いで容姿を褒めてくださる方もいらっしゃいますがいづれも恋愛と言われれば違いますね。

やはり学生なので、大学での恋愛が多いのではないでしょうか。

まとめ - 同職業を目指す方へのメッセージ

素敵なバイト先に巡り合いますように。

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