「ゲームアプリ会社」の「事務職(企画部)」の仕事内容・給料レポート

キャリアレポート ゲーム/アニメ業界編、東証一部上場企業の「事務職(企画部)」」のキャリアレポートです。

仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や職場のブラック度・ホワイト度・職場恋愛などについてアンケートを編集して掲載します。

はじめに - ゲーム・アニメ系業界

ゲーム/アニメ業界で働く、「事務職(企画部)」」のキャリアレポートです。

レポート者のプロフィール
性別:女性
職業・職種:ゲームアプリ会社・事務職
業種:ゲームアプリ会社
上場区分:東京証券取引所1部
会社の人数(社員数):300人程度
入社ルート:中途入社
所有資格:なし

この業界・この会社を目指した理由

元々恋愛ゲームが好きで、この会社の出すゲームの世界観が好きだったので、せっかく就職するなら好きなことを仕事にしたいと思いました。

「ゲームアプリ会社」の「事務職(企画部)」の仕事内容について

恋愛ゲームの企画部で事務として働いています。事務と言いながらも企画なのでほとんど事務作業というよりは会議が多いです。新しいゲームの企画や、既存ゲームのリニューアル等、世間の流行等からどんな内容のゲームを出すことがヒットにつながるのかを考えます。

企画部は少数精鋭ですので、大体1つのゲームに対して全員で企画にうつります。キャラの選定、イメージの確立、ストーリーの大筋を決め、アバターのデザイン打ち合わせ、その後、ストーリーの詳細も細かく決めていき、1つの恋愛ストーリーを作成します。同時進行でSEと呼ばれる方々とゲームの構築の打ち合わせもあります。

どんなゲームにしたら課金率が上がるのか、やりやすい操作方法等、ゲームとしての魅力を追求していきます。もちろんすぐに飽きるような内容では続きませんので、長く遊んでいただけるにはどうしたらよいのか、日々改良を重ねていきます。

またデザインチームとの打ち合わせも行います。企画の社員があらかじめ選定したアバターの資料をデザインさんに渡し、どのデザインだとゲームとして映えるのかを話し合います。
実際の服としてはかわいいのに小さくしてゲームにするとかわいく見えないこともあるからです。こうして様々な人がかかわりあって1つのゲームを作ります。

「ゲームアプリ会社」の「事務職(企画部)」の1日の仕事の流れ

8時 起床
9時 自宅を出て電車で出発
10時 始業とともに朝の会議で残務や方針・当日の処理タスクについて共有
12時 部長を交えた企画会議で進行中の企画についてそれぞれが持ち寄った意見を出し合う会議
13時 昼食(60分)4階に社員食堂があるので安く食事を済ませられる
14時30分 午後開始 16時まではなるべく静かに仕事に集中する時間になっていて、普段は話声の飛び交うオフィスが静かになる。この時間に効率よく事務作業を進める。(資料作成やプロット作成等)
16時 タスク処理結果会議 どの程度タスクが処理されているか、新しい問題が発生していればその解決方法の会議
18時 会議が一通り終わり、自分自身のタスク(事務作業)を片付ける
19時 終業
20時 少々の残業を終えて帰宅
21時 今後のゲーム作成の刺激になるように恋愛映画を見ながら入浴
24時 就寝

「ゲームアプリ会社」の「事務職(企画部)」の給料・残業・有給休暇について

月給30万円(残業代は含めず)、ボーナスは120万円で年収は480万円です。

残業は比較的多いですが用事があれば帰れますし、有給休暇も一気にとっても何も言われないのでとても仕事の環境は良いです。急な休みを取っても仕事が回らなくなることはないのでストレスもありません。

この仕事で、働いているときに困ったこと・ブラックと感じたところ

恋愛ゲームという環境からか女性的な思考の方が多く、グループの形成は強くあります。嫌われるとおしまいのような空気にもなりますが、社員の数が多いので一人ぼっちになることはあまりありません。

ステップアップ思考の高い社員が多いので短期間で転職してしまう方が多いです。転職しないように給料の底上げ等を考えていただけると転職者も少なくなるとは思います。そこまで困るというようなこともないですし、気になるところと言えばこのぐらいです。

この仕事や職場でよかったこと・ホワイトと感じたところ

企画という部署のため新しいことに常に取り組むことができます。自分の思考回路をフル稼働して、どうしたらお客様を喜ばせることができるのか考えたり、新しいゲームのために流行について調査している時間は本当に幸せです。

会議は上司部下関係なく意見を出し合えますし、部下であってもよい意見を言えば採用されますので仕事への自信にもつながるのではないかなと思います。

自分の考えたものが形になって世に出るのはとても恥ずかしいですが同時に素晴らしいことだと感じました。

「ゲームアプリ会社」の「事務職(企画部)」の仕事エピソード

私は元々他の部署に配属されて既存のゲームのイベントや継続を担当していましたが、企画にいた部長が私の日頃の仕事内容をみて企画の社員として引き抜いてくれました。

大人数の中の1人だと思いあまり会議でも発言できなかった私ですが、部長が仕事を認めてくれたことで揺るぎない自信がついて、それからは臆することなく発言できるようになりました。いまでもその部長には心から感謝しています。

人を引き延ばしてくれる力のある、この会社の上司たちのことはとても尊敬していますし、私がこの仕事を続けて一番感動したことでもあります。

すでに辞められている場合、その理由を教えてください 

結婚です。

この会社・職場での職場恋愛について

職場恋愛は多いですが、結婚まで至るケースは少ないです。社長が職場恋愛を推進していて、良いストーリーのスパイスにしたほうが良いという方なので、恋愛関係はかなりオープンです。
隠す必要がないので楽ですが別れてしまった後は噂が早いので気まずいかもしれません。

取引先は会議で少しお話しする程度で基本的には職場以外の方との関わり合いはあまりないので、各々が合コンや街コン等で婚活している話はよく耳にしました。流行のスポットに足を運んでいる子も多かったです。

まとめ - 同職業を目指す方へのメッセージ

これからどんどん伸びていく職業だと思いますので、是非皆さんが時代を切り開いていってください!

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