キャリアレポート IT/インターネット業界編、「放送・通信会社」の「営業・メディア事業職」のキャリアレポートです。
仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や職場のブラック度・ホワイト度・職場恋愛などについてアンケートを編集して掲載します。
Contents
- 1 はじめに - IT・インターネット系業界
- 2 この業界・この会社を目指した理由
- 3 「放送・通信会社」の「営業・メディア事業職」の仕事内容について
- 4 「放送・通信会社」の「営業・メディア事業職」の1日の仕事の流れ
- 5 「放送・通信会社」の「営業・メディア事業職」の給料・残業・有給休暇について
- 6 この仕事で、働いているときに困ったこと・ブラックと感じたところ
- 7 この仕事や職場でよかったこと・ホワイトと感じたところ
- 8 「放送・通信会社」の「営業・メディア事業職」の仕事エピソード
- 9 すでに辞められている場合、その理由を教えてください
- 10 この会社・職場での職場恋愛について
- 11 まとめ - 同職業を目指す方へのメッセージ
はじめに - IT・インターネット系業界
IT/インターネット業界で働く、「営業・メディア事業職」のキャリアレポートです。
職業・職種:株式会社USEN メディア事業局
業種:有線放送
上場している場合の種類:いまは上場していません
会社の人数(社員数):3000名弱
入社ルート:新卒入社
所有資格:ITパスポート
この業界・この会社を目指した理由
当時動画配信やウェブサイト事業など多様な事業を展開しており、非常に魅力的だったからです。また、社長もたびたびメディアに取り上げられていたのも魅力的でした。
「放送・通信会社」の「営業・メディア事業職」の仕事内容について
企画系の仕事を担当するはずだったのですが、最初は営業をしていました。有線放送の契約をお店としたり、ウェブ広告を勧めたりしました。ときにはお店を宣伝するための写真を一人でとることもありました。新人でしたが一応ノルマがあり、ノルマを達成しないと、先輩が契約をとれるまで一緒にまわったりしました。まったくの素人で新規獲得は正直大変きつかったです。
また、交通費などは持ち出しが多く、振り込みされるまで2カ月ほどかかったので、新人には大変手痛かったです。入社して最初の2週間は定時で帰ることができていましたが、そこからは残業や飲み会などで夜10時をまわることがほとんどでした。一人暮らしでしたので、朝早くよる遅い仕事は身体にこたえました。
入社してから半年ちょっとでやっと自分がやりたい部署に配属されることになりました。そこではウェブ上に動画を配信する仕事をすることになったのですが、アクセス数がなかなか伸びず、最終的には他社に権利を譲る形となりました。
「放送・通信会社」の「営業・メディア事業職」の1日の仕事の流れ
朝7時起床、最寄りの駅から地下鉄で通勤30分ほど。
9時業務開始ですが、8時ぐらいには結構みんな来ていました。
メールチェックを9時までにし、9時から朝の朝礼。
そのあと、ノルマ達成のために、飲食店を中心にまわりました。飲食店はお昼前後まで人がいないことが多いので、お昼までは営業のための資料を作ったりして過ごします。
お昼は営業先で昼食、その流れで飲食店の方に自社の商品を勧めます。
そのような感じで夜18時まで過ごし、場合によっては20時ぐらいまでおみせまわりです。
直帰は基本的にしませんので、その後会社に戻り、業務報告、先輩との相談などすると、22時ぐらいになります。
そのあと帰宅して、家のことをしたり、食事をとったりすると結局寝るのは夜中の1時くらいです。
「放送・通信会社」の「営業・メディア事業職」の給料・残業・有給休暇について
残業は強要されませんが、仕事が終わらなければサービス残業です。有休は申請すればとれたと思います。
給料は20万前後です。ボーナスは給料0.5カ月分なので、私の場合は10万でした。20万円の中から必要経費などを一度立て替える感じです。
この仕事で、働いているときに困ったこと・ブラックと感じたところ
やはりお金の面が厳しかったと思います。東京で一人暮らしですと、アパート代だけで結構とられるので、会社の必要経費を一度立て替えたりするのは、結構きつかったです。
改善してほしいことは、やはり必要経費は会社のほうで先に一括して出してほしかったというのがあります。あとは、サービス残業なので、残業をしなければいいだけの話ですが、残業をせずに日常業務をこなしていくのはほぼ不可能だと思います。残業し過ぎで体調を崩している方も結構いました。
この仕事や職場でよかったこと・ホワイトと感じたところ
一応完全週休二日制だったところでしょうか。今は完全週休二日かはわかりません。
あとは、一応ボーナスがわずかながらも出たことはありがたかったです。当時は東京ミッドタウンに事業所があったので、友人にミッドタウンで働いているというと、すごくうらやましがられました。なので、見栄を張りたい方にとっては、いい業種なのではないでしょうか。
あとは、先輩の面倒見がよかったことでしょうか。優しい方が多かったように思います。辞めてしまってから連絡はなくなりましたが。
「放送・通信会社」の「営業・メディア事業職」の仕事エピソード
感動したことはノルマを達成できたときに、職場の方に喜んでもらったことででしょうか。どちらかというと、やっと会社に貢献できたーという感じで、ほっとしたことを覚えています。先輩や同僚も喜んでくれました。
大変だったことは、先に書いたとおり、ノルマがあるのと、サービス残業、必要経費を個人で持ち出しすることです。特に新人の私にとっては慣れていない営業で新規顧客を獲得するように言われたのが結構厳しかったです。特に有線放送は飲食業界の方に売り込むので、お店の人と仲良くなるために、高いお店でも自費で食べに行ったりしたのが金銭的にきつかったです。
すでに辞められている場合、その理由を教えてください
お金の面が厳しかったのと、体調をくずしたので辞めました。
この会社・職場での職場恋愛について
比較的多いんじゃないでしょうか。私の周りでも2組ほどお付き合いをされている方がいらっしゃいました。ただ、その後異動にになったので、結婚されたかはわかりません。
あとは、飲食店をまわることがおおかったので、飲食業界の方と親しくなる方が多かったと思います。
あとはすでに学生時代から付き合っている相手がいる方がおおかったので、職場で恋愛という感じにはあまりなりませんでした。出会いを求めている方にとっては、出会う人数が多いので比較的いいんじゃないでしょうか。
まとめ - 同職業を目指す方へのメッセージ
よく調べてから就職なさったほうがよいと思います。