「東証一部上場の包装資材会社」で働く「事務職」の仕事内容・給料レポート

東証一部上場企業の包装資材会社で働く、中途入社した女性の「事務職」によるキャリア体験談レポートです。今回は、その仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や残業状況・職場恋愛などについてインタビューしたものを編集して掲載します。

はじめに

東証一部上場企業の包装資材会社で働く、中途入社した女性の「事務職」によるキャリア体験談レポートです。

ちなみに、その方は、簿記2級と簿記3級の資格を持っているそうです。

「包装資材会社の事務職」を目指した理由

この先も株価が上がり、将来性のある会社だと財務諸表や企業情報を見て直感的に判断したため、試しに応募したところ、運よく合格しました。

「包装資材会社の事務職」の仕事内容について

主な業務内容は、包装資材の原料を海外に輸出する業務です。

輸出に関する書類作成、輸出取引先とのやり取りや、輸出業務に関するメールチェック、包装資材の在庫管理、輸出業者への訪問、税関への書類提出・作成、運送会社とのやり取りやスケージュリング、輸出日程のスケージュリング、倉庫会社とのやりとり等が主な仕事となっていて、輸出全般に関する業務をする仕事です。

常に、英語圏の方からの電話やメールが来るので、ビジネス英語のスキルが求められますが、英語もアジア圏の方とヨーロッパ圏の方とでは全く違う英語に聞こえますし、実際同じ英語には感じられません。聞き取れないこともしばしばあり、言葉の壁を感じたりしていました。

ただ、それも慣れてくるとそれなりにこなせるようになり、他国の文化や習慣に触れる機会もあるので、仕事を通じて貴重な体験ができるすばらしい仕事だと思えるようになりました。一度はしてみるといい仕事だと思います。

「包装資材会社の事務職」の1日の仕事の流れ

8時5分:自宅を出て、自動車で通勤する
8時40分:会社に到着後、社内の清掃
8時50分:お茶を入れて一息
8時50分:業務開始
メールのチェック、返信、電話対応
輸出業者とのやりとり
輸出の日程のスケージュリング
運送会社とのやりとり、スケージュリング
輸出物の確認、采配
12時00分:お昼休憩(50分)
12時50分:昼の会議
13時00分:コーヒーを入れて一息
13時10分:業務開始
包装資材の在庫チェック、種類の確認
取引先への訪問
輸出書類等の作成
17時30分:終業して、帰宅
18時00分:自宅に到着後、晩御飯を食べる
19時00分:片つけ、入浴、翌日の用意
20時00分:副業開始
23時30分:副業終了
24時00分:就寝

「包装資材会社の事務職」の給料・残業・有給休暇について

私の場合ですが、月収は25万円(残業代別)からで、ボーナスは100万円で、年収は400万円からのスタートです。

毎年一定の昇給があります。残業は月初少しだけです。

有給はとらないと会社から注意を受けるので、とてもとりやすいです。

この仕事で、働いているときに困ったこと

輸出業務に関する仕事なので、書類も会話もすべて英語なことです。英語は得意な方でしたが、ビジネス英語はまた違った感じで、最初は書類ひとつ作成するのに、とても時間がかかり困っていました。

仕方がないので、グーグルの翻訳機能で調べてたり、どうしても分からないニュアンス等は英語が堪能な上司に質問して数をこなしてきました。

そうすると、段々とビジネス英語のスキルが上がってきたので、それなりに仕事量をこなせるようになりました。

この仕事や職場でよかったこと

持ち株会がありますので、毎月とボーナスの時に一定の額を持ち株会を購入するように設定しておくと、いつのまにかまとまった金額が貯まっているのがとても嬉しいです。上場会社の魅力だと思います。

郵便貯金や銀行に貯金してもたいした利息がつかない現在では、株を持っていたほうが得策だと思います。そういった会社に就職できて本当に恵まれているなと思います。持ち株を購入していると友人に笑われたこともありましたが、今でも続けていて良かったです。

「包装資材会社の事務職」の仕事エピソード

輸出は航空便や船を使用しますが、天候にとても左右されやすく、その度に書類を作成しなおす必要があることがとても大変でした。

特にビジネス英語に不慣れであった時は、時間がかかりとても大変で周りの人に迷惑もかけました。ただ、ビジネス英語のスキルが段々ついてくると、英語に対する苦手意識がなくなってきたので、その分何事にもチャレンジしてみようと思う前向きな姿勢に変わってきた自分を感じていますし、そういった自分が好きになりました。

英語ができると世界観も変化してきたことに、とても感動していますし、仕事でそういった経験ができることにとても感謝しています。

「包装資材会社の事務職」の職場恋愛について

職場恋愛は、基本的にほとんどないように思われます。実際に、職場恋愛をして結婚した人は、私の周りにはいません。結婚をしない主義の人がかなり多いように思います。

どうしても結婚したい人は、結婚相談所にいって、結婚をしています。結婚相談所の方が、身元がはっきりしていて、割と話もスムーズに決まるようです。

それ以外では、会社の合同コンパのようなものが開催されていましたが、それで結婚や恋愛をしている人はいなかったように見えました。

まとめ ー「包装資材会社の事務職」を目指す方へメッセージ

将来性のある業種なので、就職するをお勧めします。

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