「小規模カフェ」で働く「接客と調理アルバイト」の仕事内容・給料レポート

一店舗20人ほどの全国チェーン店の「小規模カフェ」にアルバイトで働く、女性で「接客と調理職」のキャリア体験談レポートです。

今回は、その仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や残業状況・職場恋愛などについてインタビューしたものを編集して掲載します。

はじめに

一店舗20人ほどの全国チェーン店の「小規模カフェ」にアルバイトで働く、女性で「接客と調理職」のキャリア体験談レポートです。

ちなみに、その方は、幼稚園教諭と保育士の資格を持っているそうです。

「小規模カフェの接客と調理アルバイト」を目指した理由

1人暮らしの生活費を稼ぐために働きました。

賄いが出るため、夕飯代などが浮くのも良い点でした。シフトが自己申告制で、働きやすい環境だったので、カフェ店員として勤務しました。

「小規模カフェの接客と調理アルバイト」の仕事内容について

主な仕事内容は、来店されたお客様の注文を取ることや、ドリンクやフードの簡単な調理をすることです。

チェーンのカフェなので、お客様が直接レジに注文をしに来るスタイルのお店でした。そのため、レジ業務、ドリンク、フード、洗浄の4つのどれかを担当しました。どの場所も基本的には注文が入ってからの対応になりますが、ドリンク、フードは常にストックを切らさないように、仕込み作業も並行して行なう必要がありました。

レジは2時間に1回のペースで、釣り銭に誤差がないかを確認したりします

カウンター内には、常に必要なものが常備されていますが、お客様の回転率が早い時は、ストックがなくなったりするので、時間に余裕がある夕方などに、補充作業をしていました。

そのほかにも、店内の清掃があります。時間が空いた時には、テーブルを拭きに店内をまわったり、下げ台の洗い物を運んだりなどしていました。

慣れているパートの人は、発注などの業務を任されていました。

「小規模カフェの接客と調理アルバイト」の1日の仕事の流れ

13:30 学校終了
※電車でバイト先に向かいます。
14:00 出勤
※着替えなどを済ませます。
14:30 店内の清掃
※テーブルを拭いてから、トイレ掃除をします。洗い物をまとめます。
15:00 カウンター内にて接客や調理
17:00 休憩
※30分を2回に分けて取します。この時間に発注を済ませたりします。
17:30 清掃をしてカウンターへ
19:00 休憩二回目。
※責任者の日は閉店作業に必要な書類をまとめます。また、夕食を済ませます。
21:00 閉店
※閉店作業を1時間ほど行います。
・店内で使った機械の清掃
・店内の床掃除 モップがけ
・売り上げの確認 明日の釣り銭準備
・カウンター内に必要なものの補充
22:00 退勤
※全ての作業を終えたら、着替えて退勤処理をする。

この仕事の給料・残業・有給休暇について

私の場合ですが、時給は900円ほどからスタートしました。東京都に勤務していたので最低賃金と大体同じ価格です。3ヶ月経つと研修期間が終わり20円程上がります。そこからは能力によって変わりますが、高くて1050円ほどまで上がります。

有給は週4日6時間以上のシフトで入っていると、アルバイトでも取ることができました。
ボーナスなどはなかったです。

この仕事で、働いているときに困ったこと

学生が多いバイト先なので、テスト期間などになると人が足らなくなる現象が起きます。私自身、長く勤めていたので、入らない?とお願いされることが多く、断りにくい状態でした...。

本当に人がいないと12時から22時までのシフトになることなどもあるのですが、人が多いとカットされてしまいます。シフトを出すバランスは、毎回迷っていました。

社員も少なく、各店舗に1.2人だったので、社員のいない時間には、学生でも店舗責任者になります。何かあった時に不安も多かったです。

この仕事や職場でよかったこと

シフトが半月ごとの提出で自己申告制だったので、自分の都合に合わせてその都度変えられるのはありがたかったです。

当時、教員免許取得のために、教育実習などに行っていたので、その際に有給を使わせてもらったりしました。2.3週間バイトに入らないと、収入もだいぶ変わるので、有給が使えると金銭的にも助かりました。

長く勤め、責任者にもなったので、時給も上げてもらえました。やった分だけ自分に返って来る職場だったので、努力をする価値がありました。

「小規模カフェの接客と調理アルバイト」の仕事エピソード

常連で来るお客様と仲良く慣れたのはとても楽しかったです。

退職が決まった時にも、その日にプレゼントを持って会いに来てくれる方がいたりしました。

普通の日の何気ない時でも、ちょっと疲れたなーと思っていると、なんか疲れてるんじゃない?元気ある?と慰めてくれたり、お客様に支えられているのを実感できることはたくさんありました。チェーン店だからこそ、毎日来る人が多く、交流が深まったのは良い経験だったと思います。

大変だったことは、大体どの人も大学卒業と同時に辞めてしまうので、時期によっては、新人だらけになってしまうことがあります。お店が回らなくなってしまうこともあり、1人で走り回ることもありました。

退職の事情や理由について

大学を卒業して、就職をしたためです。

「小規模カフェの接客と調理アルバイト」の職場恋愛について

学生が多い職場だったので、学生同士の出会いは多かったです。

私自身も、現在結婚していますが、相手はアルバイト先で出会った人でした。私が働いている時には、他のカップルはいませんでしたが、主人が私が入る前に働いていた時には、2.3組いたこともあるようでした。私たちの他にも結婚したカップルがいました。

他大学の人と一緒に働くので、お互いの大学の人を紹介したり、ご飯に食べに行ったりするアルバイト仲間も多かったです。

まとめ ー「小規模カフェの接客と調理アルバイト」を目指す方へ

飲食店は大変ですが、人とのつながりがたくさんあって面白いです!頑張ってください!

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