「IT会社」の「コールセンターのオペレーター」の仕事内容・給料レポート

キャリアレポート IT/インターネット業界編、「IT会社」の「コールセンターのオペレーター」のキャリアレポートです。

仕事内容や一日のスケジュール、年収(給料・ボーナス)や職場のブラック度・ホワイト度・職場恋愛などについてアンケートを編集して掲載します。

はじめに - IT・インターネット系業界

IT/インターネット業界で働く、「コールセンターのオペレーター」のキャリアレポートです。

レポート者のプロフィール
性別:女性
職業・職種:コールセンターのオペレーター
業種:IT
上場している場合の種類:していない
会社の人数(社員数):1000人
入社ルート:新卒入社
所有資格:AV家電アドバイザー

この業界・この会社を目指した理由

学生時代から自宅にケーブルテレビがあり、地上波放送よりも有料放送の方が番組のクオリティが高く、無料で得られる情報よりも有料で得られる情報の良さを知りました。その魅力をもっと多くの人々に伝えたいと思い入社を希望しました。

「IT会社」の「コールセンターのオペレーター」の仕事内容について

コールセンターでの電話対応の内容は、お客様からのケーブルテレビやインターネット、電話回線についての操作についてや簡単な問い合わせの応対、解約手続き、有料オプションの申込などの受付です。

電話対応の内容については専用のソフトを使用しパソコンで入力を行います。入力作業は、電話応対中に行うため、基本的にはしゃべりっぱなしで、どんどん電話を受け、こなしていきます。時々クレーム対応も行いますが、クレーム対応の場合は、所属するチームのリーダーが遠隔で通話内容をリアルタイムで聞き、適切な指示を送ってくれます。

個人でのノルマは設定されており、1日の電話対応のノルマは50件でした。はじめはノルマを達成するのは難しいですが、私の場合は1カ月で達成できるようになりました。そして月ごとにさまざまなコンペがあり、そのコンペの目標を達成した場合には、QUOカードのプレゼントなどがありました。正社員でしたので、勤務時間は約8時間で休憩は昼食の1時間と15分の小休憩があります。

「IT会社」の「コールセンターのオペレーター」の1日の仕事の流れ

7時:自宅を出て電車で会社へ向かう。
8時50分:席に着きパソコンを立ち上げ、自分宛のメールを確認する。
8時45分:朝礼。
9時:電話対応を始める。
12時半:ランチ休憩(1時間)
13時半:自席に戻り、再び電話対応を始める。
15時:小休憩(15分)をとり、休憩室で休憩する。
15時15分:再び電話対応を始める。
16時(30分):チームミーティングで、日頃の業務で気になることや改善点をみんなで話し合う。
16時30分:再び電話対応を始める。
17時:繁忙期の場合は、残業できるかどうかの確認がリーダーから声がかかる。
18時:本日の業務報告シートに対応件数などを入力し、リーダーに提出する。
18時15分:退社。
19時30分:帰宅。

「IT会社」の「コールセンターのオペレーター」の給料・残業・有給休暇について

月額25万円(残業代込)・ボーナスは40万円で年収400万円ほどでした。

会社全体の仕事量は限りなく大量にあるため、希望者は残業し、残業した分給料が上がるようになっています。もちろん残業を強制されることはありません。有給休暇は希望すれば月1日以上取得できます。

この仕事で、働いているときに困ったこと・ブラックと感じたところ

働いているときに困ったことは、何でもすぐに変わることです。使用しているパソコンソフトが変わったり、会社のサービス内容が新しくなったり、古いサービスはすぐになくなったりするため、お客様からの問い合わせに答えるときに、情報を逐一チェックしなければなりません。毎日めまぐるしく変わる情報を、常に頭に入れておかないといけないことです。

特に、明日から変わります、といったように突然おりてくる内容が多く、また知らなかったではすまされないため、毎朝必ず新しい情報を得るようにしています。

この仕事や職場でよかったこと・ホワイトと感じたところ

室内での勤務のため、天候に左右されないことと、お客様と対面でお会いすることがないため、服装や髪型、ネイルなど、外見に関しての自由があります。

そして大企業のため福利厚生は充実していて、テーマパークや映画館などの施設の割引チケットを入手したり、特定の資格取得に関しての補助金も出ます。

IT業界で若い人が多いからか、実力主義でもあるので、年齢や勤務年数にかかわらず、出世意欲のある人はどんどん出世も可能です。

「IT会社」の「コールセンターのオペレーター」の仕事エピソード

この仕事で感動したことは、とあるお客様からのクレーム対応でのことです。あるお客様から営業担当者についての不満の連絡が入ったとき、その通話時間は1時間を超えました。通話の内容は、最初は営業担当者の不満でしたが、私はお客様の話を遮らず、親身に耳を傾けました。

お客様の気持ちに寄り添いながら、お客様が困っていることを突き止め、お客様が話し終えたところで、自社のサービスを改めてプレゼンし、お客様が本当に求めていたものに辿り着きました。その瞬間、お客様の声は明るくなり、「ありがとう。あなたと話せて、本当に良かった。」と言っていただきました。その通話録音の内容が社内で認められ、社内電話対応選手権で優勝しました。

この会社・職場での職場恋愛について

職場での結婚や恋愛は禁止されていますが、多いです。同期同士の結婚も多いです。総合職の場合は転勤もあるため、転勤先で出会うケースもあります。職場以外での出会いはほとんどないため、みなさん合コンに積極的に参加したり、結婚相談所に入会する方も多いです。

しかしながら、コールセンターという職業柄、働く女性が多いですが、独身の方の割合は高い気がします。若くして出世されている方の多くは、離婚未婚問わず独身の方が多いです。

まとめ - 同職業を目指す方へのメッセージ

これからも伸びていく業種だと思いますので、頑張ってください。

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